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発酵ライン

はじめまして。
今日から3ヶ月間発酵ライターとして毎週火曜日のコラムを担当することになりました、発酵プロフェッショナル 石川恵利香です。
私は数年前に発酵を学びたいと思い、北海道から東京へ通いマイスターとプロフェッショナルを取得しました。
 
 
四方を海に囲まれている北海道の昔ながらの発酵食品と言えば、熟鮓の一種である飯寿司や、切り込み、塩辛など……豊富にとれる魚介類を使ったものが多いイメージですが、最近は道産のワイン・チーズ・クラフトビールなどが注目されイベントが開催されたり、専門店が増えたりと発酵分野がとても熱いです!
 
 
初回のコラムはそんな北海道の発酵を、緯度に注目して書きたいと思います。
 
私が住んでいる札幌市は北緯43度に位置しています。
 
実はこの北緯43度付近は『発酵ライン』とも言われており、日本酒・ビール・ワイン・チーズなど様々な発酵に適していると言われています!!
 
 
北海道内で見ると43度線は日本酒やビール・ワインが多く作られている後志地方や空知地方、チーズが多く作られている十勝地方を通っています。
 
 
さらにこの北緯43度線付近を世界で見てみると、ヨーグルトで有名なブルガリアやイタリア・ニュージーランド・フランスのワインやチーズの産地、アメリカのビールの産地などを通っています。
 
 
この発酵ラインをキャッチコピーにしたビールのCMが、昔流れていたそうです。
 
北緯43度という名前のお菓子もあります!
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発酵ラインに関係あるのかはわかりませんが、ヨーグルト味です♫
 
 
たくさんの発酵食品がある北海道ですが、それはこの土地ならではの豊かな自然と穏やかな気候がさまざまな発酵を生み出すのだな〜と道民としてとても嬉しく感じました。
 
 
これから私自身もこのコラムを通して、いろいろな発酵を発見していきたいと思っております。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました!
 
3ヶ月間、よろしくお願い致します。