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記念ツアー 埼玉県弓削多醤油さんへ

皆様こんにちは。

上席講師の藤本倫子です。

 

埼玉県坂戸にある弓削多醤油さんが創業100周年を迎えられ、

今回特別に記念ツアーを開催させていただきました。

特別記念ツアーということもあり、

通常では絶対に無理だろうなぁと言うことをお願いしてみたところ、

弓削多社長が快く、

いいですよ!!!とおっしゃってくださり

なかなか体験できない内容盛り沢山の素晴らしいツアーでした。

お願いした私がびっくりしたくらいです(笑

 

 

 

当日はものすごい秋晴れ!大人の遠足には最高のツアー日和でした!

(本当は10月なのに暑すぎました)

 

まずは、特別に用意していただいた、つなぎの作業着を着て蔵に入る準備をします!

 

1時間ほど、原料の処理や醤油麹について学びます。

醤油は全麹仕込み!!!

ここでしっかり学びます。

弓削多さんでは秘密の処理を行っているなど、こちらには書けませんがしっかり学んできました。

製麹は30度くらいですが湿度が100%に近いので暑さに拍車がかかります!

(本当に原料処理室と製麹のところはものすごい暑さです!外が暑いのもありますが、、、)

 

 

そして、お次は今回のツアーの目玉作業・第一弾!

もろみの櫂入れです!

弓削多社長より、仕込んで少し経過した程度のもろみの説明をしていただき、

 

その次に、桶1本を二人で櫂入れするという作業を今回特別にやらせていただきました!

 

 

丸大豆仕込み醤油で有機仕込みのところもあり

床はツルツルで、本当に滑って転んでしまいそうで大変です。

入る前に、桶に落ちないでね!としっかりお伝えしましたが、

気をつけていても、怖いですね。

それでも皆さん、しっかり櫂入れを楽しまれていました。

弓削多さんの「Y」!

 

 

大変な作業の後は、搾りたての醤油で卵かけご飯です。

TKGならぬ、最高級TKG+NS(Nama Syoyu)

そして食後にほとんどの皆さんが大人気の“醤油ソフトクリーム”を食べていました(笑

 

 

 

 

腹ごしらえした後は、

次の目玉作業・第二弾!

し・ぼ・り!

ということで、お一人2枚ずつ搾りの作業をやらせていただきました!

これは16Lの醤油もろみを搾り袋に包んでいきます。

そして最初は重みで自然の重みで搾り、ポタポタと。。。2回目、3回目を徐々にプレスして搾っていきます。

 

固形物が多いので3日間かけて搾っていくそうですが、

さすが、100周年記念ツアー!!!

弓削多社長のご厚意で、この皆さんで搾り作業の体験をして

出てきた醤油をその場で瓶に詰めてくださいました!

最高のお土産です♪工場長の佐藤さんも本当にありがとうございました!!!

 

 

最後に醤油粕のお話と、

来春に木桶の蔵を増設するという素敵なお話をしていただきました。

後継がいなくて閉めるとか、原料高騰でやめてしまうとか

最近色々ネガティブな話を聞く中、

未来の人々に向かって広げていくという事は

とても素晴らしく、パワー全開の醤油蔵です。

 

 

 

私は講師をしていて、思うことがあります。

毎日食べるご飯は自分で選んで自分で食べることが人間にはできます。

その選ぶ力は、その人自身です!

自分で作るのもよし!

大好きな蔵の調味料を手に入れるのもよし!

大特価商品を見つけるのもよし!

 

 

 

日本の調味料は、見えない微生物がつくってくれているものがほとんどです。

そんな目には見えない微生物が住み着いている

100年の醤油蔵は本当に素敵な空間でした。

 

 

 

100周年記念醤油の製造の話もお聞きし、

実は、このツアーの目玉商品!というかお土産に

100周年記念醤油『木桶伝醤』をご用意いただきました!

100周年記念事業と商品はこちらです

 

10月に開催される100周年記念イベントに参加されたい方は、まだ間に合いますよ!

弓削多さんのHPをチェック!!!

 

最後はみんなで集合写真(みんなで着ていたつなぎをひとつにしたら、人形になりました!)

 

4代目の弓削多洋一社長

本当にありがとうございました!!