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免疫をあげよう! 酢酸菌にごり酢の作り方と健康活用法
みなさん、こんにちは上級認定講師の作間でございます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
わたしは味噌教室をしたりして過ごしていました。
さて先日、酢酸菌の研究者キユーピーの奥山洋平さんをお招きしてセミナーを開催いたしましたのでリポートいたします。
去年9月に開催し速攻満席になったセミナーですが今回も案内を出して瞬時に満席という人気の講座です。
発酵食品の勉強をしていると”菌活”という言葉を耳にしますが、一方で、菌は胃酸でほぼ死滅するから意味がないともいわれます。
果たしてどうなのでしょう?
キユーピーといえばマヨネーズですよね。
キユーピーさんはマヨネーズを作るために自社でお酢を作っています。
お酢づくりから研究は進み、酒を胃で分解する『よいとき』を開発するまでに至り、
さらに酢酸菌を研究し続けていらっしゃるのが奥山洋平さん。今回も酢酸菌について詳しくお話をお聞きしました。
お酢はづくりにはいくつもの工程が必要なため時間がかかるのに、
調味料なので比較的安価で、長持ちしますので消費量だってお酒と違い多くないはずです。
しかも量販店では100円以下で購入できる酢もあるくらいですが、実は、お酢にはいろんな種類があることがわかってきます。
原料によって出来上がるお酢も変わりますが、なにより濁ったお酢こそ現代人に必要なものだそうです。
今売られているのはほとんどがきれいに済んだお酢ですが、その昔、お酢は濁ったまま流通されていたそうで、それはお酒を飲む前に飲むことも重宝されていたようです。
また身体にもいい刺激を与えてくれる優れもの! 食欲がない時や疲れているときにお酢を使った料理を食するとスキっとしますね。それだけでなくお酢を作るときにできる酢酸菌は悪いものが侵入すると動き出す免疫細胞の反射神経を鍛える役目をはたしてくれていることが分かったそうです。
花粉症の症状を改善する効果も確認さたそうですよ。嬉しいですね。
そのことに感動した私は今回金城実先生との共著として上梓いたしました『免疫は発酵食品でぐんぐんあがる』(プレジデント社刊)でも紹介させていただきました。
座学の後はにごり酢の作り方と毎日続けられる美味しいレシピをご紹介いただきました。
お酢って地味なのでなかなかフォーカスされませんが優れものなのですね。
はるか遠い昔から私たちのそばにいつも存在する目には見えない微生物たち。
先人たちが神の思し召しを思っていた発酵食品は実は微生物の仕業でした。
発酵食品の研究はまだ始まったばかりと言っても過言ではありませんね。
奧山さん、これからもたくさん研究してくださいね。
酢酸菌ライフはこちら
リクエストが多いので、また開催させていただく予定ですのでチェックしていてくださいね。
講座を受講者の方からいただいた感想をご紹介しております。
次回開催の際の参考としてご覧ください。
https://hakkou.or.jp/info/13239/