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発酵コラム⑪腸内は微生物の倉庫!

皆様こんにちは。

上席講師の藤本倫子です。

 

私の愛用しているアプリ『ウンログ』(う◯ち記録アプリ)様から企画の依頼をいただきました。

このアプリとても素晴らしくて、ちゃんと記録していけば、一ヶ月の自分の腸内状態がよくわかるのです。

ということは、自分が食べたものの反省も大まかにできます。

・セミナーばかりやっているときはこんなう◯ち。

・飲み会が続いた時はこんなう◯ち。

・出張の時はこんなう◯ち。

 

更に、「こんなう◯ちを出したいから、これを食べよう!」と意識することもでき、

自分の身体がわかってくるのでオススメです!

※食べたものの記録まではしていないです。。。

(私は『ウンログ』の記録を始めて1年半くらいです。)

 

【藤本発酵コラム⑪】

企画の依頼をいただいてから腸内細菌のことばかり考えていたところ、膨大な内容になってしまいました(笑)

 

地球上に生物が現れたのが40億年前(まだ酸素がない)

細胞核を持たない原核生物(真正細菌と古細菌にわかれる)

太陽の光と水、二酸化炭素を利用する光合成により酸素が発生(当時の酸素は猛毒。なぜなら酸素を利用できるものがいないから)

(約20億年前)

地球上の酸素が増え、酸素を利用する好気的な細菌が誕生

酸素を使う細菌を酸素を使わない細胞の内部器官に取り込んで共生を始める

真核細胞の内部器官である『ミトコンドリア』の誕生

細胞内共生説でした。。。

今、地球上に存在する生物の多くが『ミトコンドリア』を持つようになりました。

ミトコンドリアの誕生が生物を飛躍的に進化・分化させていったのです。。。

 

と読んでいて眠くなりそうなコラムですが、、、

ここから“腸の話”です。

 

私たちには目や鼻、心臓などたくさんの臓器があり、また人間は言葉を話すことができます。

これ実は、腸と関係しているのです。

もともと、生物は腸だけで生きている期間が非常に長い間続いたのです。

そう!動物は進化の過程で『腸』だけで生きていたのです!

 

今でもいますよ(笑)

それは『ミミズ』です!

ミミズは脳も目も口も耳も、腸以外の臓器はほとんど持っていません。

しかし、自分に必要な食餌をちゃんと食べています。

すごいですよね!

実はミミズの腸には『腸内細菌』がたくさん存在しています。

この腸内に神経細胞や免疫細胞や消化吸収細胞などが働き、脳がなくても様々な判断ができ、ミミズは病気を防ぐ免疫機能も持っています!

 

いかに腸内が大事かということをミミズから学ぶ!

更にどんどん進化をしていき、、、、

「自分のう◯ちを食べる動物」ってご存知ですか?(うさぎなど)

これも腸内が関係しています。

 

動物の進化についてお話したいところですが、長くなるのでカットします(笑)

人間は雑食動物です。

そのため、消化器官だけでは消化できないものもあり、

腸内にさまざまな細菌に棲んでもらい、食物の消化・吸収を助けてもらうようになりました。

そして、腸の長さが短くなり、余った血液を脳に回すことができ、脳がどんどん大きくなったといわれています。

 

そう考えると、人類の進化からみると腸内細菌と脳は関係があるとわかりますね。

頭でたくさんの物事を考えられる人間は、

心の病気にもかかりやすくなりましたね。。。

きちんと腸内に棲みついてくれた腸内細菌に美味しいエサを与えないと、

腸内細菌は怒ってしまいます!

腸内細菌が大好きなエサは、私たちにとっての『発酵食品』です!!

 

今度の企画ではそんなお話などをしましょうかね。。。。

まだ少し時間があるので、どんな話をするかさらに考えてみます。

 

お時間のある方は是非見て下さいね!(現在お申込み受付中です)

 

【日時:2020年5月22日(金)20:00〜21:30】

腸によりそう、発酵のちから