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発酵とお菓子の甘い関係 #3 「クグロフ」

コラム毎週(12月~2月)木曜担当
発酵マイスターたじみん
Kouglof出典:wikipedia

 
前回前々回と、まんじゅうについて渋く語ってきましたが、
 
今回は一転、クリスマスのお菓子たちについて。
 
まちはすっかりクリスマスムード。
 
キラキラと光るライトに心躍らせる方も多いはず。
 
そんな、一年に一度の楽しみを盛り上げるのも、
 
お菓子の重要な役割です。
 
日本では、クリスマスケーキを食べるのが主流。
 
しかし、国が変われば文化も変わる。
 
ちょっと世界を視野に入れてみてみると、
 
そこには発酵のチカラでできたお菓子が
 
クリスマスの主役になっています。
 

今回はフランスのクリスマス菓子「クグロフ」

 
フランスアルザス地方に伝わるお菓子です。
アルザス地図
 
 
フランスとドイツの境目くらい
 
「クグロフ」はドイツ語でクーゲルホフといい、
 
クーゲルは丸い形(ドイツ語のクーゲル=ボール)と、
 
ホフはビール酵母(ホプフェン=ホップ)から付いたといわれています。
 
そう、このお菓子、本場では ビール酵母 の発酵が要!!
 
日本の天然酵母は「糀」由来ですが、ビール製造が盛んな地域では、
 
ビール酵母を「天然酵母」として使用していたのでしょうね。
 
日本でお目にかかるクグロフは、

54e6569f5fb3608bc2d002534324f043出典:pinterest

 
なかなかビール酵母でつくったものがないので・・・・・
 
本場のお味を試しにフランスに・・・・・・・私も行きたいです!!