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発酵とお菓子の甘い関係 #2 「やきまんじゅう」
コラム毎週(12月~2月)木曜担当
発酵マイスターたじみん
#2の「発酵菓子」は群馬県のソウルフード『やきまんじゅう』
前回の「みそまん」からの饅頭つながりです。
みなさん『やきまんじゅう』ってご存知ですか?
こちら、蒸して作ったまんじゅうを竹串に刺し、濃厚な味噌ダレをまんべんなく塗ったもので、
群馬県発祥のお菓子です。
お菓子というよりは軽食に近い一品。
まんじゅうといいながら、あんこが入っていない(のが主流)で、
昔ながらの製法でつくるお店は「糀」から起こした天然酵母でふくらませています。
ので、生地をギューーーーーーーっと握りしめても・・・・・
ぱ!っともとに戻るという不思議なチカラも目の当たりに。
ふつうの饅頭ならつぶれてしまうんですけどね・・・。(糀由来の何かの作用なのか?!)
そして、できたては “ふっわふわ” なんですが、
放置していると、すぐにカタくなってしまう代物。
つまり、食べるためには、群馬に行くしかない!というお菓子なのです。
足を運び、食べてくると、あの味噌の風味が、あの生地のふわっと感を、また求めている自分にきづくはずです。
最近は通販でも購入できますが、まずは、群馬県でお試しあ~れ。