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発酵とお菓子の甘い関係 #1 「みそまん」

はじめまして。
 
今日から3ヶ月間、木曜日を担当させてもらいます発酵マイスター『たじみん』です。
 
いつもは静岡県でお菓子について考えてばかりいる30代女子でございます。
 
週の真ん中木曜日は、そんな私から「発酵とお菓子の甘い関係」についてご紹介していきます。
 
みなさんは「みそまん」というお菓子をごぞんじですか?
 
「みそ」=「味噌」 「まん」=「まんじゅう」 そう、味噌を使ったお饅頭のこと。
(そのまんまですが・・・)
 
なぜか私の住む、静岡県西部地方では「味噌饅頭」のことを「みそまん」と呼びます。
 
全国各地、その土地の『味噌』を使ったおまんじゅうは様々あります。
宮城県では仙台味噌入り。長野では信州味噌。愛知なら八丁味噌入りなどなど・・・・。
 
しかし、この地域で脈々と続いている「みそまん」、
 
実は明治時代までは『味噌』が入っていなかったと言われています!
 
黒砂糖を使った皮の色が『味噌』に似ていたという理由からその名前がついたというから驚きです。

(静岡人らしいといえばらしい・・・・なんともゆる~い感じ。発酵について紹介するつもりがなんと使っていなかったのか!という・・・)

 
平成の現在は、こだわりの味噌を使用した「みそまん」も出てきておりますが、
ざっと調べてみても、12~15社ぐらいのお店で作られている「名物」のひとつなのです。
 
その味わいは、黒糖による深みと皮のしっとりさが特徴。
味噌が入っているものはより「コク」がまし、さらにしょっぱさも加わって、
1つ・・・・・いや、2つは食べちゃいます。
 
あんこの甘さと発酵食品のアクセントって絶妙なんですよね。
お料理以外でも名引き立て役なのが発酵食品。(優秀な食材です!)
 
皆様ぜひ、静岡県の西部地方(遠州地方)にお足をお運びの際は、「みそまん」お試しあ~れ。
 
 
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みそまんについてもっと詳しく知りたい方はコチラもどうぞ。
http://www.mai-ca.net/special/004/