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季節の野菜で楽しむ簡単粕漬けを作るワークショップを開催しました!
皆様、こんにちは。日本発酵文化協会 ワークショップ講師の架谷千草です。
9月19日に「季節の野菜で楽しめる簡単粕漬け」のワークショップを開催させていただきました。
8名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

酒粕漬けと聞くと、手間と時間のかかる伝統的な漬物、見た目は褐色やべっ甲色で、熟成された香りというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。食すときは、酒粕をよけていただきますね。
今回のワークショップでは、それぞれの野菜の味や色と酒粕のフレッシュなフルーツのような香りとうまみの両方を味わっていただく、冷蔵庫を利用した“手軽に作れる粕漬け”をご紹介しました。

漬けていただいた野菜は、なす、キュウリ、大根、みょうがの4種類です。
こちらで前日に一口大に切って浅漬けした野菜を、皆様にお配りし、さらしでしっかり水気を切っていただきました。思った以上に水分が出ることに驚かれる方もいらっしゃいました。この水気をしっかり絞ることは、おいしく仕上げる最も大切な工程の一つです。
そのあとは、粕床作り、ボウルの中で酒粕の塊がなくなり、艶が出るまで練り続けていただきました。なめらかな粕床にすることで、酒粕が野菜をコーティングしやすくなり、粕床のおいしさがしっかり野菜にしみ込んでいきます。
仕上げは、それぞれの野菜を一つ一つ包むように、野菜の切り口が空気に触れないように、粕床と合わせて漬けていただきました。空気を抜くことも大切なポイントです。漬け込んだ酒粕漬けは、お持ち帰りいただきましたが、キュウリやなす、大根は翌日からおいしく食べられます。

その他、野菜の色を美しく保つ方法の説明や今回使った4種の野菜の粕漬けと酒粕を使った焼き菓子を試食していただきました。

日本酒の数だけ酒粕も生まれます。生まれた酒粕は、しっかり元のお酒の個性を引き継いでいます。
参加いただいた皆様、ご自宅で作られる際は、好みのお酒を選ぶように、好みの酒粕を見つけて、是非いろいろな野菜で漬け込んでみてください。
これから徐々に寒くなってくると、私が無性に食べたくなるのが、能登の郷土料理、「べかなべ」。細くスライスした大根まるまる一本に、こんかイワシ一つ(イワシのぬか漬け)と酒粕をたっぷりいれた鍋です。酒粕の柔らかなうまみと甘み、こんかイワシの塩気が大根にしみて、そのあつあつをご飯にのせて食べると、おいしくて何杯でもごはんが食べられます。
遠い昔から日本で食されてきた酒粕、これまで、どちらかというと料理のわき役・地味な印象が強かったと思いますが、実は、栄養価がとびぬけて高く、香りや粘性など酒粕の特徴を生かせば、まだまだ幅広く活用できる食材です。
これからも酒粕の特徴を生かして、新たな酒粕の料理、お菓子、飲み物などご紹介していきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
架谷先生に教えていただく次回のワークショップは♪
『昔から変わらぬ北陸の冬の味覚“かぶらずし”〜サバのかぶらずしを手作りしてみよう!〜』
▼ワークショップの詳細&申込みはこちら
https://hakkou.or.jp/workshop/course/?id=90032/
