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ブログ

ズボラ天然生活

草木もグングンのび、夏野菜も美味しい季節になりました。
フードライフクリエーター、発酵プロフェッショナルの唐木るみこです。
14年前、長女を妊娠したのをきっかけに、
食のこと、日常品のこと、お水、土、空気・・いろいろなことについて
改めて考えるようになり、調べ始め、たどり着いたのが、
 
とにかく生きているものを食べたり、飲んだり、身に着けたりすることでした。
そうするととっても心地よく楽だったのです。
 
世の中にはたくさんの健康法や食事法はありますが、
昔から日本人になじみの深い「発酵食品」を食べることは、とても身近な健康法です。
 
本物の調味料を・・・と探すとちゃんと「発酵食品」にあたります。
そして、発酵食品は私のような「ズボラ天然生活」にはぴったりです。
 
麹を使った料理は、1グラム単位で調味料を量ることはほとんどありませんし、
少々多かろうが少なくても、なんとかなってしまいます。
 
なんとなく、うま味や甘味があり、優しい香りがしてきます。
 
こちらは今日作った麹をたっぷり使ったランチ♪
 
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鶏肉とカツオは塩麹漬けにして、そら豆は自家製醤油で煮ました!
あとは、糠漬けとキャロットラぺ。
 
ごはんには「ひしお」をのせていただきました。
 
鶏肉の上にかけたネギソースはお酢のきいているこの夏お勧めソースです。
 
塩だけだと、ツン!ととがった味になりがちですが、塩麹にすると、塩味の中にも甘味があり
グーっとおいしくなりますね。
 
食品ではありませんが、発酵にかかわるものとして、我が家では
ダンボールで自家製のコンポスターを作って
ペットにエサをあげるように「生ごみ」を食べさせてあげています。
 
食べさせるもの(残飯の種類)によって、基剤の温度がかわったり、
あげすぎると消化不良をおこしたり
本当にペットのようです。
 
発酵がうまくいっていると生ゴミ臭くはなく、土の香りがするだけなので
キッチンにおいておくことができます。
 
その他身近なものでは洗剤やシャンプーなどの発酵の技術が使われているんですよね。
日常品も自然なものを!不自然な消臭スプレーなどを使わないことで
発酵食品を作る環境が整えられていくような気もしています。
 
微生物たちの関わっている「発酵」「発酵食品」まだまだ未知のことが多いということですが
もっともっと研究して、伝えていき、ズボラ天然生活をする人を増やしていきたいなと思います。
キッチンから家族の健康を支えられて、何より「おいしい」。
おいしいと笑顔になる・・そんな連鎖が起きたら楽しいな。と思う今日この頃。