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Bean to Bar

みなさま、こんにちは。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 石川恵利香です。
 
タイトルにもありますBean to Bar(ビーントゥーバー)という言葉、ご存知でしょうか?
 
Bean(=カカオ豆)
to
Bar(=板チョコ)
 
カカオ豆にこだわり、カカオの焙煎からチョコレートになるまでの製造工程を一貫して行なうことです。
以前は大手のメーカーしかこの全ての工程を行なっていませんでしたが、ここ数年でBean to Barのお店が増えチョコレートを取り巻く環境が劇的に変わってきています。
 
私はこのこだわりのチョコレートを食べてからすっかりその魅力にはまってしまいました。
 
チョコレートの味や香りを決める重要な工程が『発酵』です。
収穫したカカオ豆はバナナの葉に包んだり、専用の木箱に入れて約1週間ほど発酵させます。
発酵後に乾燥させたものが世界中に輸出されていきます。
 
私もそんな発酵したカカオ豆を焙煎するところからはじめ、板チョコになるまでの工程を体験しました!
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オーブンで焙煎
 
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フードプロセッサーで撹拌
一番驚いたのが、焙煎したカカオ豆をフードプロセッサーで撹拌する工程でした。
蓋を開けてみるとなんと豆味噌のような香りが!!!
チョコレートが発酵食品だということを実感した瞬間でした。
その後さらに滑らかにしていき、お砂糖を加え、型に流し、冷やし固めて完成です!
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ワインや珈琲のようにチョコレートも、その産地ごとの特徴を楽しむ時代がやってきたようです。
来月にはバレンタインデーもありますね!
この機会にこだわりのチョコレートを購入してみてはいかがでしょうか?
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。