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発酵とお菓子の甘い関係 #6 「カステラ」
コラム毎週(12月~2月)木曜担当
発酵マイスターたじみん
2016年も、もう1週間が経とうとしています。
皆さん、お正月はどのように過ごされましたか??
私は家族と美味し~い『日本酒』を飲んでいました。うふふ。
さて、お正月に飲むもの・・・・といえば「お屠蘇(おとそ)」
正月に飲んで邪気をはらう縁起物です。
ちなみに、日本酒や『みりん』で作られるわけですが、
『みりん』が発酵食品であることを、マイスターを受けるまで知りませんでした。。。。
みりんは甘味を加え、照りをだすためにお料理につかいますが、
実は『カステラ』でもその威力を発揮しています。
ポルトガルから渡ってきて、日本の和菓子として進化した『カステラ』。
乳製品を使わずに作れるお菓子だったことも日本でつくりやすく、
広まった要因とも。。
あの卵色のキレイなスポンジ部分と、焦がしたてっぺんの照り感は、
『みりん』のパワーによって出来上がるのですね。
お店によっては、みりん以外で蜂蜜を使用したり、お砂糖以外でのコクだしをしています。
あの、紙についた香ばしい焼き目が美味しいんですよね。
ぜひ、おやつの時間にお召し上がりあ~れ。