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秋田県内の発酵食が大集結! in醸しまつり
こんにちは。秋田支部 認定講師の貝塚順子です。
秋田はすっかり秋から冬へと景色が変わり始め、
朝晩の暖房が欠かせない季節になってきました。
そんな寒さが少しずつ増すこの季節
10月24日(土)・25日(日)の2日間に渡り
秋田県内の発酵食が一同に集結する
「醸し(かもし)まつり」が開催されました。
帰郷して約半年
さすがは発酵王国、秋田県。
発酵にまつわるイベントの多さには毎回本当に驚かされます。
2011年から始まったイベントも今年で5回目を迎え
回を重ねることに大盛況!
来場者数も昨年の1万人を大きく超え
今年は2日間で約2万人に達する勢い!!
その理由は、、、
なんと酒枡またはお猪口(1,200円)を購入すれば、
県内にあるすべての酒蔵の日本酒が試飲できるんです!
試飲という名の飲み放題・・・なんて素敵な響きなんでしょう(笑)
枡はもちろん「秋田杉」!
前売り券は早い段階で完売
当日券も午後に入ってすぐに売り切れるなど
県内だけではなく
隣県からも口コミでたくさんの方が来場していました。
地元の秋田県立大学 応用生物科学科からは
共同開発された大学ブランド日本酒「究」を携えて
抹茶やカシスリキュールを使ったオリジナルカクテルを提供。
また、日本酒だけでなく
発酵食品にまつわるブースも所狭しと並び、
大いに盛り上がりを見せていました。
秋田の伝統野菜を使った漬け物。
滋味深くて味が濃い!!
その他にも物販では
秋田で「一杯の味噌汁プロジェクト」を立ち上げ
味噌を通じた食育活動を広げている秋田美祖さんによる
味噌3種類の詰め合わせ「醸し三姉妹セット」。
上から安藤醸造、三浦醤油、諸井醤油。
そして秋田のウリとも言えるのが「水」。
日本酒を飲む際に「和らぎ水」としてチェーサーに使う水は
贅沢にも全酒蔵の仕込み水。
こちらも大人気で長蛇の列。
そしてこちらは最近
個人的に一番のオススメ
木村酒造さんの限定流通酒「角右衛門(かくえもん)」も登場!
今ではすっかり日本酒界のアイドル「NEXT5」に負けず
こちらも長蛇の列です。
※NEXT5については後日改めてご紹介予定♪
こうしたイベントに参加して改めて感じることは、
「発酵好きには悪い人はいない」ということ。
みんなどの顔も笑顔で幸せそうです♪
そして、発酵食は人の心を豊かにし、
人生における幸せな時間を増やす、
究極の食品であるということ。
今回ご紹介ができなかった酒蔵、
味噌蔵、醤油蔵やビール蔵にワイナリー。
数えきれないほどある
秋田の素晴らしい発酵食品に携わる方々を
今後は蔵見学の様子も交えながら
少しずつご紹介したいと思います。
いやあ、今回も本当に楽しかった!!