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納豆汁であたたまる
こんにちは。発酵プロフェッショナル・発酵ライターの大学生、佐藤友理(ゆり)です。
私の実家は、鹿児島県 日置市(ひおきし)で、納豆を作っています。
→佐藤食品工業(有)
みなさんは、納豆汁を食べたことはありますか?
納豆汁は、東北地方の郷土料理だといわれています。
江戸時代には、納豆ごはんよりも、納豆汁のほうが主流だったようです!
納豆汁の具や作り方は、岩手、秋田、山形など、地域によって少し違うようですが、
秋田県南部では、ワラビなどの山菜や、なめこなどのキノコを使い、
味噌仕立てにするのが基本だそうです。
山芋、豆腐、油揚げ、にんじんも入れます。
納豆は、すり鉢ですりつぶしてペーストにしてあるので、
見た目には納豆が入っているようには見えませんが、口にすると濃厚で、とろみがあります。
1日目よりも2日目、3日目と味の変化があって、飽きないのも「納豆汁ならでは」です。
(画像・参考:日本経済新聞 夕刊 2015年1月13日付)
そこで私も、納豆汁を作ってみました!
具は、シメジ、エノキ、唐辛子こんにゃく、にんじんです。
このピリ辛の「こんにゃく 唐辛子入り」は、私の地元 鹿児島ではあまり見かけないのですが、
大学生になり、奈良で自炊を始めて以来、近所のスーパーでよく購入してお料理に使っています。
お気に入りの食材です^^
そして主役の納豆は、実家で作っている小粒納豆を使いました。
私は、納豆以外の具が煮えたら火を止め、お味噌を溶いたあとに、納豆をお鍋に入れました。
大豆の粒感を楽しみたかったので、納豆はすりつぶさずにそのままです。
東北地方では、大きな鍋で納豆汁をたっぷり作り、
お正月三が日は、続けて食べる習慣があったそうですよ。
寒い日は、お鍋もいいけれど、具だくさんの納豆汁であたたまるのもいいかもしれませんね^^
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。