発酵プロフェッショナルの白瀬まゆ美です。
古き良き発酵食品を今の時代に合う形で残し、提案していきたいと思っています。先週は発酵のまちこうざきの道の駅をご紹介しましたが、道の駅や地場産品を扱う観光スポットに力を入れる地域や自治体が増えてきています。
現在お受けしている案件も、中山間地に高速道路のスマートパスができたことから拓けた町の観光スポットで販売する名物の開発です。
お土産は日常食品と違い「too much理論」と事業者さまにはお伝えしていますが、どこかが突出していて、印象に残るもの、つまり「非日常」というストーリーの演出を意識するようにしています。しかし、ストーリーといってもお土産には3通りあります。１つは旅の思い出として自分へ。１つはお世話になっている同僚やお友達へ。１つは自分が別の土地へ行く時の手土産。この3パターンはまったくお土産を受け取る「ターゲット」が違ってしまいます。商品開発をするときに、誰のために作るのか？そこはとても重要になってくるわけです。
というわけで？どういう訳かはわかりませんが、全国各地に行くと、ついついお土産パトロールと称しお土産をくまなくチェックしています。
そろそろ本題のツーリズムに参りましょう。
今回は日本酒と言えば米どころ、米どころと言えば新潟！ということで、新潟です。新潟駅前徒歩圏内の発酵スポットを熱～くご紹介します！
今回ご紹介するのは今代司酒造株式会社さんです。
http://www.imayotsukasa.com/
新潟駅から徒歩１５分～２０分ほど。
 


















 
 
素敵ですね～。蔵見学を随時受付中です。
当日でも空いていれば入れてくれますのでお電話してからどうぞ。見学ができなくても行く価値ありですので、ここで諦めてはいけません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本酒のほとんどはタンクで温度管理されていますが、ここでは木樽の日本酒も１本だけ作っておられます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょうど新酒の時期だったので、酒粕をパックにしていました。ギューギューに絞っていない吟醸粕なので、ふんわりやわらか。極上でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして出口にあるのが、日本酒やお土産の直売所。
ただの直売所ではありませんよ。すべての日本酒と自社ドリンクがテイスティングできるんです！！そこののんべえなアナタ、目がキラッとなりましたね！？テイスティングはこんな感じ。まさにズラリですよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん全種類いただきました♪
忘れちゃったと言って、気に入ったのをもう１回いただいてからお土産をご購入！太っ腹ですね～。
その後徒歩３分ほどのグループ会社峰村醸造さんへ。こちらはお味噌です。
http://www.minemurashouten.com/

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
店頭ののれんにうっとり。「醸す」かっこよすぎます。
ここはお味噌教室を開催していたりしますが、お味噌屋さんなのに中もとってもオシャレ。オリジナルのおだしでお茶漬けを試食させていただいたり、こちらもムフフなお店なのです。
お味噌も量り売り。

 
 
 
 
 
 
 
お味噌は合わせると美味しくなるので、２種類を混ぜていただきました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実はこの隣に同グループの麹屋さんもあるのです。
すっかり楽しんでしまいました。
でも私は引っ込み思案だからそんなに試飲や試食はできませんの～という方。そういう方は駅ビル隣のぽんしゅ館へＧＯです。
ここなら５００円でコインを５枚いただけて好きな日本酒をおちょこでいただくことができます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プレミア日本酒もコイン枚数を増やせばいただけます。
その土地に生きた発酵を堪能する。
飲んだくれツアーもたまにはいいものですよ！
 
それではまた来週！