安定な天気が続きます。傘が手放せない季節ですね。
発酵ライター　浅川　つぐみです。
ちょうど、去年の今頃、豆乳ヨーグルト作りを模索していました。
豆乳ヨーグルトリベンジ

kamosico大活躍

色々なメーカーの豆乳や有機豆乳を使って作っても、なんだか酸っぱいヨーグルトで、美味しくいただけないんです。
ところが、先日たまたま寄ったお豆腐屋さんの豆乳で、またヨーグルトを作ってみようと思い、ケフィア菌を使って作りました。

ケフィア菌は、ヨーグルトの種菌で、乳酸菌では、乳製品に生息するラクトコッカス属のラクチス、クレモリス、ダイアセチラクチス、お漬物に多く生息するロイコノストック・クレモリス、人や動物の腸内にも生息し、植物の表面にも生息し、お漬物作りにも役立っているラクトバチルス属のブランタイムやカゼイが入っており、酵母菌は、サッカロマイセス・フロンチヌスが入っています。
豆乳ヨーグルトは、ラクトバチルス属が入ると酸っぱくなると聞いていたのですが、そうでもなさそうで、今回はお豆の風味が良く出た甘みのあるヨーグルトが出来ました。
今回、お豆腐屋さんの豆乳を使ってみましたが、買ってみたのは、この豆乳

 
豆乳自体も、濃くて美味しく、このままお豆腐が出来そうな豆乳ですが、ヨーグルトにしても滑らかで美味しく出来ました。
酸っぱくならなかったのは、お豆腐屋さんの豆乳の豆汁の濃さが濃く、ヨーグルトになるたんぱく質が多いからでしょうか？

 
季節的なのか、通常２７℃で通常２４時間の発酵ですが、１２時間で固まり、時間が短く出来たのも酸っぱくならない要因の一つかもしれませんね。
【豆乳ヨーグルト】
豆乳　１リットル、ケフィア菌　１ｇ、　２７℃　１２時間発酵
酸っぱくない豆乳の固まり・・・これは、乳酸菌で固まっているので、ヨーグルトですが、時間が経つとともにお豆腐に近い食感になります。
豆腐でもいいんじゃないか？・・・ってことですよね(笑)
でも、乳酸菌が生きているってことが大切なんです！
乳酸菌の効能の第一は整腸作用ですが、他にも色々身体にいいことが沢山あり、生きたまま腸に届いて働くだけでなく、死んでしまった菌も健康維持に役立ちます。
それは、死んでしまった菌体自身が、食物繊維の一種であり、善玉菌の栄養にもなるからです。
また、乳酸菌が作り出す成分にも、免疫力UPやアレルギーの抑制、血圧・血中コレステロール上昇予防などの健康効果があり、不老長寿の食品として自分に合ったヨーグルト（菌）を見つけ、常食することは、健康維持への第一歩とも言えそうです。
お豆腐のような豆乳ヨーグルト、でも効果はお豆腐よりかなり良い！と固く信じています(笑)
今回は、黒蜜かけて、デザート風にいただいても美味しい出来上がりでした！