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甘酒も「生」が一番

こんにちは!
発酵プロフェッショナル・甘酒ライターの明日香です。
桜が見事に咲きましたね。
昨日の大雨で散ってしまうのが心配でしたが、
それでもがんばって残ってくれた桜は美しかったです。
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桜といえば、この時期に重なる花粉症のピーク。
これまで、私は10年以上花粉症が酷くてたまりませんでしたが
今年はたまにくしゃみをするくらいで全く辛くありません。
例年に比べて飛散量が少ないそうですね。
でも、発酵食品の効果もあるかしら!?と密かに喜んでおります。
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今日はお気に入りの市販の甘酒について書いてみようと思います。
私は麹を見つける度に買って甘酒を作っています。
市販の甘酒も色々買って試していましたが
甘すぎたり、もったりしていたり、あまり好みでないものが多く・・
手作りの甘酒が一番美味しい!と本気で思っていました。
そんな中、2月に開催された麹スィーツ講座の時に小紺先生が
甘味として使われていた甘酒を試飲してびっくり。
一口飲んで「うちのとそっくり!」
甘いのが好き〜とか、甘さ控えめが好き〜とか
人それぞれ好みがあると思うのですが、
私の好みの甘酒は、”甘いけれど甘過ぎず、
ちょっと爽やかな感じ”の甘酒。
これにどんぴしゃだったのです。
それは、輪島の谷川醸造さんの『米麹みるくちゃん』
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先日、能登発酵ツアーに行った際に購入してきました。
若旦那のおたかさんには、お醤油蔵を色々と案内していただきました。
(↓ これは、醤油の作り方を説明してくださっている様子です)
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歴史を感じる、醤油蔵。
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中に入ると、芳醇な香りがぷ〜〜んと漂っていて
ごはんが欲しくなります(笑)
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麦を煎る機械は一度使われなくなったものを
再度復活させたそうです。
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大事な大事な、麹を作るお部屋。
醤油麹と米麹では適切な温度なども違い
試行錯誤の連続とのことです。
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ずら〜っと並んだ、大きな穴。
この中に大量の醤油諸味が入っております。
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どのくらい大きいかというと、こんなに ↓
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落ちないように気をつけないといけません。
ご家族みんなで愛情たっぷりに麹やお醤油などを
作られております。
甘酒にお話を戻しますね。
家に戻って「米麹みるくちゃん」を楽しみました。
市販のでこんなに好みのものがあるなんて〜♡
と思って裏の表示を見ましたら、
なるほど〜。

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分かりますか?
『非加熱の生甘酒ですので、発酵がすすみます。』
と書いてあります。
”非加熱” だから、自家製の甘酒のように美味しいのね!
と、納得でした。
米と米麹だけで作った甘酒は、発酵食品なので
作りたてをそのままパックして流通させると
どんどん発酵が進みます。
つまり、味が変わっていくということです。
そのため、市販の甘酒(発酵食品は全て)は大抵「火入れ」という加熱殺菌作業をします。
微生物は「加熱」に弱いので、火入れをすることで
発酵を止める、もしくは遅らせることができるためです。
安定した品質を一定期間保つ事ができるかわりに
熱に弱い酵素は働きを失ってしまい、
含むビタミンの量も減ってしまいます。
そのため、麹が作り出してくれる甘酒の栄養を
あますところなく摂取するには、手作り「生甘酒」が一番。
でも、市販でもそれと同じ美味しさ&栄養を
期待できる商品があると知って、とても嬉しくなりました。
宣伝するわけではないのですが・・・
とってもおすすめです!!
米麹みるくちゃん
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ちなみに・・糀のディップソースも
とってもとってもオススメです。
厳選された素材のみを使用して、全てご家族で手作りとのこと。
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糀のディップソースはサラダにもぴったりだし
糀と唐辛子のディップソースは、ごはんに乗せると止まりません・・
両方とも、麹スイーツ講座で買っていたので
リピートしました。
そして、最初にも載せた写真ですが
右にある「はじめての米麹」を使って甘酒を作ってみました。
これを使って「米麹みるくちゃん」が出来ているのだから、
「はじめての米麹」を使って甘酒を作ったら
似た味になるのかな?という思惑です。
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結果・・ 写真に撮り忘れてしまいましたが
とっても美味しい、好みの味になりました。
甘酒は苦手なの〜
でも・・栄養たっぷりなら試してみたいな!
でも・・手作りは無理〜 という方!
『米麹みるくちゃん』を試してみてください。
甘酒は「生」が一番です!
甘酒ライター明日香が自信を持っておすすめします(^-^)