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腸内環境と発酵の関係を知って健康づくり!年4回のにんげん発酵セミナーを開催しました。
こんにちは。
日本発酵文化協会認定講師の長瀬みなみです。
1年間かけて季節ごとに行ってきた「にんげん発酵セミナー」も12月の冬版で全4回が終了しました。
それぞれ季節に合わせたお腹や体のお悩みを、発酵食品のチカラと腸内の微生物による発酵のチカラで解決するための方法と理論をお伝えしてきました。みなさんいかがでしたでしょうか。
腸内環境改善は、腸内細菌の良い菌を増やして悪い菌を減らすことだと考えられがちですが、そうではありません。腸内細菌も、人間と同じように、一概に善悪を決めることはできないからです。いわゆる善玉菌と呼ばれる微生物も、腸内の発酵条件が揃っていなければ、体にとって悪い物質をたくさん作ります。
発酵食品を作るために私たちが微生物の発酵環境を整えるように、腸内環境改善・腸活も、腸内細菌の発酵条件を整えてあげることなのです。
体調管理をすることと、お腹の調子を整えることは表裏一体。お腹の調子を整えれば、体調が整うし、体調を整えることを生活で意識すれば、お腹の調子はおのずと整っていきます。その、どちらからもアプローチできるのが、発酵食品ではないでしょうか。
発酵は、わたしたちが心も体も健康でいるためのとても大切な要素のひとつであると、今回のシリーズセミナーを通じて、私も再認識しました。2023年も、発酵食品で健康な人生を送りましょう!