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発酵コラム⑧夏の発酵食品!甘酒の力!

皆様こんにちは。

上席講師の藤本倫子です。

 

発酵コラムを始めて、大変ありがたいことに色々な方々からメッセージやメールまでいただき、長く続けていこうと思う今日この頃です。

 

初夏ですね〜。

だんだんと暑くなってきましたね。

また暑い夏がやってきます。

正直マスクをしていると、蒸れてしまう。。。

雑誌など校正のお仕事(7月号くらいもの)をいただくのですが、やはりこれからの季節に多いテーマは『麹からつくった甘酒』ですね。

 

【藤本発酵コラム⑧】

「甘酒」は俳句では夏の季語です。

そうです!まさにこれからの季節のものですね!

この5年間で、甘酒の認識が大分変わって来たような気がします。TV番組などメディア効果もあり、麹からつくった糖化発酵の甘酒の認識も広まり、スーパーでは甘酒コーナーもよく見掛ける様になりました。

麹から発酵させた甘酒は1700年以上前から存在しており、書き切れないほどの栄養素が含まれています。現在は350種類以上の栄養素が含まれていると言われておりますが、

この麹からつくった甘酒については、年々新しい情報が出てくると期待される発酵食品の一つです!

昔から存在しているのですが、昭和時代に“酒粕甘酒”が出回り始め、麹からつくった甘酒は影を潜めていました。。。

近年に復活してきたので、更なる研究はこれからと言ったところでしょうか。。

 

私は基本的にエビデンスに沿った発酵の授業を行っていますが、この【甘酒】の分野は年々、講義内容が変わっている気がします(笑)

 

【甘酒のオススメ摂取方法】

甘酒はそのまま飲むととても甘い!

これは麹の酵素を利用した甘さです(砂糖の甘味ではありません)。

と言うことで、

オススメは『甘酒=砂糖の代わり』に利用してみてください!

甘酒の甘味の程度にもよりますが基本的には、

料理のレシピに置き換えると【砂糖 大さじ1 ⇒ 甘酒 大さじ2】

つまりレシピに書かれている砂糖の分量の倍量を入れみてください。

様々な料理に使えますよ!

(実は我が家には砂糖がないのです笑)

 

甘酒は350種類以上の栄養素が含まれており、何よりも代謝アップが期待されます!!

 

私たちの身体に必要な三大栄養素

①糖質(炭水化物)

②タンパク質

③脂質

 

①②③の栄養摂取は必須ですが、これらの栄養素を身体に吸収させるには代謝させなければなりません。

代謝をするには、さらに追加の栄養素が必要です。

それはビタミン類!

①糖質(炭水化物)+ビタミンB1

②タンパク質   +ビタミンB6

③脂質      +ビタミンB2

 

そう!ビタミン類が必須なのです!

ビタミン類を摂取することによって、身体の代謝が上がります。

大変ありがたいことに甘酒には、B1、B6、B2のビタミンがすべて含まれているので、積極的に料理に活用してください!

 

・勉強を頑張りたい方には最高にオススメ!

・筋肉強化をしたい方も!

・脂質を代謝させたい方も!

・夏バテの予防にも!

・リラックス効果もあります!

 

もちろん、毎日飲むのもオススメです!

・トマトジュースと割るのもよし

・レモンを絞って飲むのもよし

 

【飲み方ポイント】

どんなに身体に良くても適量があります。

甘酒は一日100〜200g程度を摂れば十分ですよ!