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「ヤンニョム作り」開催しました!

日本発酵文化協会・ワークショップ担当講師の笠井孝子です。

2月1日に麻布十番にて「ヤンニョム作り」を開催させていただきました。

たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。

午前、午後の2回とも満席の開催となり皆さま、とてもキムチに興味をあることがわかりました!

ヤンニョムとは、韓国料理における合せ調味料の総称でキムチ、チゲ、ナムルや、焼肉などの下味を付けます。

 

今では通年いつでも食べるようになったキムチですが、寒い冬には特に唐辛子の辛み成分であるカプサイシンにより体を温め、代謝を上げ脂肪を分解します。また、血行が良くなり発汗すると疲労回復効果が高まり、安眠効果も期待できるようです。

 

また、キムチには植物性乳酸菌が豊富に含まれているので腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。さらに食物繊維と乳酸菌の相乗効果で便秘改善につながります。

 

4人で手分けしてヤンニョムをお作りいただき、それをお持ち帰りいただきました。こんなに簡単につくれるなんて!との感想をいただきました。

そうなのです、何で、どう作っているか(微生物の力ですが)わかるのは安心です。そして美味しいのです。

 

お作りいただいたヤンニョムから白菜、きゅうり、大根などと一緒に漬けてキムチとなるのですが、この度は私のお勧めの ” 干し野菜のキムチ ” をご紹介し、ご試食いただきました。

大好きな ” 切り干し大根キムチ ” はとても歯応えが良く、ぱりぱりとした食感は後をひきます。

他に変わったところでは、” 干し椎茸 ” キムチはなんとも言えない旨味たっぷりの美味しさです!

 

また、” 干し野菜キムチ “、” 味噌 “、” 酒粕 ” 入の発酵たっぷり雑炊のご試食もしていただきました!これもこくがあり大変美味しいです。溶けるチーズをのせてドリア風にすると、優しい味となります。

食べ終わった頃には汗が額に出たりと身体がポカポカになりました。

皆様がどのようなキムチをお作りするのか楽しみです。

そしてこれからも色々な発酵食を作り、食べ、皆様と共に楽しく元気に過ごしたいです。

ありがとうございました。