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発酵食品の伝統と革新

発酵プロフェッショナルの白瀬まゆ美です。故郷静岡ではお土産の専門家
として、静岡市産学交流センターB-NESTの静岡おみやプロジェクトという静岡市内の事業者の静岡みやげ開発をサポートする専門家として活動させていただいております。
昨年は6事業者様とお土産づくりをしましたが、その中の1つがわさび漬の田丸屋さんでした。酒粕でわさびの茎や根を漬け込んだ、静岡が誇る最強のご飯のお供です。
どれほどの伝統を誇る発酵食品も、食文化の変化により、次世代へ生き残るために姿や形、提供方法を変えなければ、生き残ることが難しい時代になってきました。
発酵パワーが見直されるようになりましたが、その勢いよりターゲット層の高齢化が早く、危機感を感じておられるところが多いようです。
各所でパトロールと称し、お土産売り場はチェックしていますが、歴史がない社がやると悪ふざけだととられかねないことも、老舗がやると大きなチャレンジと受け取ってもらえる。それは歴史と伝統、受け継いできた信頼のなせる業だと思います。
ということで、田丸屋さんはかねてから開発に着手していたわさび漬け×チーズのマリアージュ「カマンベールわさび」を完成させました!!!
食の洋食化、ワインのシーンに寄せることで、業界用語的には棚を取ると言いますが、今まで漬物コーナーの端にしか置かれなかったわさび漬がワイン&チーズコーナーに置くことができるようになる。つまり売り場倍になるということです。
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酒粕の吟醸香はチーズがオーバーラップし、わさびのさわやかな辛さが追いかけてくる新しいわさび漬です。
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こんなイメージです。
わさび漬はそんなに緑ちゃうやろ~!と突っ込んだあなた。ツウですね!こちら、オードブルに合うように、わさび葉のペーストを混ぜ込んであります。
私は主に味付けをサポート。もちろん、ワインだけでなく、お酒に合う塩分濃度にさせていただきました!まだ生まれて1年経っていませんが、皆様に長く愛される商品になってくれることを期待しています。
静岡にお越しの際は是非!駅ビルにお店が入っています。いや、待てない!という方のために、こちらもご案内しておきます。
田丸屋オンラインショップ
http://item.rakuten.co.jp/wasabi/25-00001/