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能登発酵ツアーと味噌屋の甘酒

こんにちは。
日中、暖かい日が増えてきましたね。
嬉しいのですが・・・10年来の花粉症持ちの私は
ちょっとビクビクしている今日この頃です。
発酵食品効果で、症状があまり出ないといいな〜と
淡い期待を持っている、発酵プロフェッショナル・甘酒ライターの明日香です。
2週間前のことになりますが、「3月能登発酵ツアー」に参加してきました。
2月の大雪の日、小紺有花さんの麹スイーツ講座とともに開催された「能登フェア」
前々から、行きたいな〜と思っていた能登。
実際に色々お話を聞いて、能登から人たちに会い、
更に「能登牡蠣は今が一番!」と聞いて牡蠣大好きな私は、今行くしかない!
初対面の方がほとんどでしたが、
最高に楽しいメンバーで、最高に美味しく心温かな旅となりました。
念願の牡蠣はコチラ! 「ちゃんこ 力」さんにて。
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た〜〜っくさん食べました!
このために行って良かった!!とすら思えます(^-^)
さてさて、
能登のある石川県は、「発酵王国」と呼ばれるほど発酵文化が根付いている地域。
その中で、日本酒の松波酒造さん、お味噌の新出商店さん、
お醤油・お味噌の谷川醸造さん、日本酒の長谷川酒造さんを
見学させていただきました。
こういう蔵巡りをするのは初めてで、
発酵マイスター・発酵プロフェッショナルを通して勉強したことを
実際に、目で見て、そして作り手さんから直接お話を聞く事ができたのが
何より素晴らしい体験でした。
日本酒は、ちょうど搾る時期に遭遇でき(なんてラッキー!)
搾りたての生酒の試飲も・・・ 蔵でしかできない貴重な美味しい体験でした。
どれも素晴らしすぎて、こんなにたくさん
お買い物をしてきてしまいました。自分でもびっくりです。
(実はこれ以外にもお魚・野菜など・・)
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左後ろの方に山ほど積んであるのが、「奥能登味噌」新出商店さんの麹。
実際に麹室を見せていただきました。
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とても大切なところなので、
入口をちょっと空けて見るだけです。
それだけなのですが、
清潔で暖かくて、神聖な空気が感じられるようなお部屋でした。
この日は麹作りはしておりませんでしたが、
麹作りを開始する前から、お部屋は温めておくそうです。
まるで居心地のいい麹の寝室♪
新出正良社長からは、どのように米麹を作るのか、
ご説明いただきました。
手に持っているのが、麹菌を振りかける容器です。
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とってもおちゃめな社長さんで
私たちは、終始「まーくん」と呼ばせていただきました。
麹作りはとても繊細で
麹たちの顔を見ながら、その時その時の状況で
経験と感覚で作り上げていくそうです。
お味噌は麹と大豆と塩で作りますが
一番大事なのが麹で、麹の出来によって味が左右されるので
麹が命!とのことです。
お味噌作りの工程も丁寧に説明いただきました。
作業場や機械は・・・どこもかしこも
ピカピカに磨き上がれていました。
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まーくんが心をこめて作った麹がこちら。
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この麹を使った、甘酒を頂きました。
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これが、今まで味わったことのない甘味!
甘さは強いのですが、柔らかい口当たりとでもいいましょうか、
麹の風味がよく出ていました。
とっても美味しくて、おかわりしちゃいました。
なんと、新出社長もヨーグルティア愛用者♡
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すごい便利なんだよ、と説明してくださるまーくん。
私と同じピンク色で、とっても嬉しかったです。
甘酒作りと、お味噌作りに使おう!!と
6個も麹を買って来てしまいました。
既に2回、この麹とお水だけを使って甘酒を作りましたが
とても美味しいです。
ふわふわが残っている麹。
半乾燥(半分生)とのことで、手触りも柔らかくいい香り。
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美味しいし、値段もリーズナブルなので
これからもお取り寄せしたいな、と思っています。
そしてですね、この美味しい麹から作ったお味噌・・・
お味噌汁を頂きましたが、
一同、思わず歓声を上げてしまうほどの美味しさでした。
(お味噌汁の写真がないですが)
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もちろんお味噌も買って来たので、
お味噌汁も楽しみです。
本当にこだわって作っている現場を見せていただいたことで
家に帰って来てから料理し、食べる時も
人の温かみ・思い出とともに、お料理が何倍も何倍も美味しくなるのでした。