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タイトル:【発酵の知識を商品開発に活かし、「寒漬」作りの継承に貢献したい】 第54期発酵マイスター 第15期発酵プロフェッショナル 倉知幸一郎さん
今回は、【第54期発酵マイスター 第15期発酵プロフェッショナル 倉知幸一郎さん】のご紹介です。
↑ 倉知幸一郎さん♪
倉知さんは、現在、山口県阿知須特産の「寒漬」を多くの方に知ってもらうため、発酵マイスター養成講座や発酵プロフェッショナル養成講座で学んだ知識を発酵調味料などの商品開発に活かし、また「寒漬」作りの継承にも携わっていらっしゃいます。
あじすの寒漬 公式ホームページ https://ajisunokanzuke.com/
YouTube https://www.youtube.com/@user-og4ie4oi3c
Instagram https://www.instagram.com/ajisunokanzuke/
倉知さんが継承している「寒漬」♪(価格は全て税込)
「あじすの寒漬」430円
「あじすの寒漬プレミアム」580円
※上記商品は、2024年4月時点のものです。商品の切り替えや季節によってご提供できない場合もございます。
=ご購入いただける場所=
あじすの寒漬 公式ホームページ(ホームページよりメール注文) https://ajisunokanzuke.com/
道の駅きららあじす
山口市内JA直売所
↑ 商品名「あじすの寒漬」430円(税込)、「あじすの寒漬プレミアム」580円(税込み)
↑ 「あじすの寒漬」
~「寒漬」が出来上がるまで~
↑ 大根の塩漬け
↑ 大根の寒干し
↑ 大根の叩き伸し
↑ 漬物作り
倉知さんが発酵マイスターを取得したきっかけなどは、下記のコメントをご覧ください。
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<<倉知幸一郎さんのコメント>>
◆発酵マイスターを知ったきっかけは?
「発酵」は、何となく「身体に良いもの…」程度の認識で、あまり関心がありませんでした。
雑誌に載っている発酵特集や発酵に関するコラムを目にし、少しずつ興味が湧きました。
山口県阿知須特産の「寒漬」作りの継承に携わるようになり、漬物の発酵について学びたいと思い、協会のホームページにたどり着きました。
◆発酵マイスターの資格を取ろうと思ったきっかけは?
発酵の基本を学びたくて、4つの「ベーシック講座」をオンラインで受講しました。
麹などの仕込んだ原料が、味や香り、色の変化を伴って、甘酒、醤油、味噌、塩麹、それぞれ全く異なるものができて行くのを目の当たりにしました。
そんな体験を通じて発酵の面白さに惹かれ、もっと学びたいと思いました。
◆発酵マイスター講座を受講して4日間どうでしたか?
生まれて初めて、「みりん」を舐める体験をしました。
それまで料理や発酵調味料を使う知識、経験が全くありませんでしたので、みりんの甘さと美味しさに、とても驚きました。
様々な発酵調味料が出来る過程について、化学的な仕組みを交えて学びました。
原材料や作り方の違いで、同じ醤油でも様々なバリエーションがあり、味や香りや色に違いが現れるのを、試食を通じて体感しました。好奇心が掻き立てられる、心躍る時間でした。
◆発酵マイスターの資格を取って、どんなことに役立ちましたか?
今のところ、有資格者として何かの活動に活かしている訳ではありませんが、資格取得を目指して学んだ内容自体がとても役に立っています。
発酵食品がなぜ身体に良いのか、そのメカニズムを学び理解できたことから、先ず自分自身の食事を変えました。
そして塩麹や醤油麹など、手軽に作れる発酵調味料を自分で作り、炒め物など簡単な調理に使うようになりました。
発酵を学ぶ者として発酵食品を積極的に摂り、自分の身体を健康に保ちたいという気持ちです。
◆発酵プロフェッショナルの資格を取ろうと思ったきっかけは?
発酵マイスターの受講やレポート作成を通じて、発酵の世界の奥深さや広さを感じました。
発酵調味料や発酵漬物の商品化が出来たらと思い、発酵プロフェッショナルの受講を決めました。
◆3日間の発酵プロフェッショナル講座を受講してどうでしたか?
発酵食品を食べたときに、どのように消化吸収されていくか、腸内への影響について知ることができ、とても興味深く学べました。
更に、発酵食品が体に及ぼす効果についての最新の研究成果や、その機能をどのように商品に表現するということも事例を交えて学べ、商品化への想いを強くするだけでなく、発酵食品は「体に良い」ということを、自信を持って言えるようになりました。
◆これから発酵マイスターや発酵プロフェッショナルの資格を活かしてどんなことをしたいですか?
山口県阿知須特産の「寒漬」作りの継承に携わっているので、寒漬の製造過程に発酵が関わっているのか調べたいと思っています。
また漬物作りの技術も踏まえて、いろいろな発酵漬物を開発し商品化したいと思っています。
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日本発酵文化協会は、これからも発酵マイスター、発酵プロフェッショナルの活躍を応援してまいります!