みなさま、こんにちは。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 石川恵利香です。
先週は北海道の歴史ある酒蔵さんをご紹介しました。
今回も先週に引き続き、北海道の発酵スポットをご紹介したいと思います。
 
北海道とウイスキーと聞けば、あっ！と思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか？
朝ドラの舞台にもなりました、「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」です。

ここ余市蒸溜所は、北海道ならではの広大な敷地にウイスキーを製造するための施設や博物館など、楽しめるポイントがたくさんあります。
 
一番の見所は、やはりポットスチルという単式蒸留器です！

これに石炭をくべ、アルコールを取り出すという創業以来受け継がれる伝統的な製法。
石炭をくべたり、燃えかすを取り出したりしながら温度が上がりすぎないように調整しています。
火力を一定に保つには、長年の経験と高度な技術が必要だそうです。
目の前で行われるこの作業は、迫力満点です！

石炭を使用することで、力強くコクが深い味わいになるそうです。
お車を運転しない方は、見学の最後は試飲もできちゃいますよ！
最近は大人の社会見学が流行っているそうで、まさにここはピッタリな場所だと思います。

道外の方も北海道の自然を感じながら、ゆっくり発酵スポットをまわってみるのはいかがでしょうか？