皆さま、こんにちは。秋田支部 認定講師の貝塚順子です。
 
日本発酵文化協会が2012年４月に設立してから、
いよいよ５年目に突入しました。

 
 
協会の設立当初から掲げているテーマのひとつ、
「“発酵”で日本を繋ぐ！」。
今回はその思いを繋ぐべく、
そして5年目のスタートを切るにふさわしい、
初の地方支部、秋田支部の活動をご紹介させて頂きます。
 
3月17日、秋田県仙北郡美郷町（せんぼくし みさとちょう）で開催された、
美郷町でも初の試みともなる発酵講座。
 
「名水百選」に選ばれ、
「六郷（ろくごう）の湧き水」としても有名な美郷町は、
県内でも有数の地域活性に力を入れて取り組んでいる町のひとつです。

 
 
 
 
 
 
イメージキャラクターを作り、
地元の特産を活かしたオリジナルブランド品の開発や、
PR活動がとても盛んに行われています。

水の妖精 ミズモ（美郷町のイメージキャラクター/年齢・性別不詳）

 
 
 
 
幻想的な美しさ 白いラベンダー畑

 
 
 
 
日本初！白いラベンダー酵母から造られた純米吟醸酒「美郷雪華（みさとせっか）」

ラベンダーの酵母から造られた「美郷雪華（みさとせっか）」シリーズ
今回のテーマは、
「新たな魅力満載！これからの発酵食品」。

秋田に帰郷してから約１年。
秋田出身の私が常々感じることのひとつに、
地元の良さや素晴らしさ、
自分たちの活動に無限の可能性があることは、
なかなか自分たちでは気づきにくい
ということです。
 
そのため、今回の講座は、
・ 秋田県や美郷町は自然の宝庫であること
・ 皆さんの持っている発酵の知識や豊富な経験がすでに宝であること
・ それにひとつでも多く気づいて欲しいという熱い思い
・ それをどうやって県外に向けて発信していくかのヒント
など、
美郷町の良さを再発見してもらえるように講座内容を大幅にアレンジし
約２時間にわたりお話しをさせて頂きました。

 
ご依頼を頂き、大変お世話になった美郷町役場 農政課 班長の中田裕克さん。

 
 
 
 
今回参加してくださったのは、
地元で農産物を加工して販売している「美郷町加工協議会」、
健康長寿を目的に活動している「生活研究グループ」、
直売ネットワークの方々などで地産地消を体現し、
ご活躍されているとても熱心な方々です。


 
最後まで熱心にお話を聞いてくださり、
レシピ紹介や試食タイムでは、
「甘酒を作るのに８時間掛けて作るのですが、
他に方法はありませんか？」
「三五八漬けを作っているのですが、魚以外で、
何かオススメの食材はありませんか？」
など、たくさんの質問を頂きました。

 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
是友麻希先生のレシピ本から「ミルキィ生甘酒いちご」をご紹介。絶賛発売中！
 
詳細にメモを取る方、直接質問して下さるなど、
発酵への勉強熱心さや愛情は、
東京の発酵熱より熱いくらいです！

 
 
 
 
 
予定より大幅に時間が過ぎましたが、
とても有意義な発酵時間と新たな学びを頂くことができました。
 
秋田はまさに発酵の宝庫！
 
美郷町だけでなく、
秋田には発酵に関する素晴らしい取り組みをしている方や、
長年受け継ぐレシピや知識を持った方がたくさんいらっしゃいます。
 
今年は全県各地を行脚しながら、
こうした人たちの取り組みを少しずつご紹介したいと思っています。
農政課の中田さんを始め、
美郷町の皆さま、本当にどうもありがとうございました！
またお会いしましょう！！
【美郷町ホームページ】

美郷町のイメージキャラクター：水の妖精 ミズモ（年齢・性別不詳）
【美郷雪華はコチラの各店で購入可能】

 
 
 
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納税のお礼の品には日本酒界のアイドルNEXT5の春霞も！
＊＊おまけ＊＊
お手土産で頂いた「亀太郎」さんのフルーツロールケーキが、
もちもちふわふわでとにかく絶品！

 
 
亀太郎さんのFacebook
美郷町には感動レベルの美味しい物が
まだまだたくさんあります。