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海外でも注目!「たまり醤油」

みなさん、こんにちは。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 石川恵利香です。
札幌では先週から雪まつりがはじまりました!
ここ数年は特に海外からのお客様が増え、連日賑わいを見せています。
 
日本各地で海外からの観光客が増えていますが、日本での食事を楽しみに来日される方がとても多いようです。
ユネスコ無形文化遺産に和食が登録され、ヘルシーで美味しいとますます日本食への注目も高まっています。
 
日本の食文化には欠かすことのできない発酵食品ですが、特に醤油の海外での売り上げは年々伸び続けています。
世界中で使われている醤油ですが、その中でも最近特に注目されているのが、『たまり醤油』です!
 
たまり醤油とは、主に東海地方で生産されているうま味の強い醤油です。
濃口醤油が大豆と小麦をほぼ同量で仕込むのに対し、たまり醤油は大豆の比率が多い、もしくは大豆のみで仕込まれます。
海外で人気なのはこの大豆のみでつくられたたまり醤油です!
 
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海外では美容や健康面から小麦に含まれるグルテンを避けるグルテンフリーが流行していたり、小麦アレルギーの方も安心して使用できるなどの理由から支持されているようです。
 
小麦アレルギーで醤油の小麦に反応してしまう、という方には大豆のみのたまり醤油をオススメします。
※小麦を少量使ったたまり醤油も販売されていますので、大豆のみのものを表示などを確認して使用してください。
 
たまり醤油は、料理の照りツヤを良くしてくれるため、焼きおにぎりやせんべい、海外でも人気のteriyaki(照り焼き)に適しています!
 
今までは地域に根ざしてきたたまり醤油でしたが、その魅力は世界へと広がりをみせています。
 
今後の発展にぜひ注目してみてください。
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。