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北海道のナチュラルチーズ

皆さん、こんにちは。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 石川恵利香です。
今回のテーマは『チーズ』です。
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最近注目されている北海道のナチュラルチーズ。
その魅力をいつかご紹介したいと思っていました!
 
チーズは主に“ナチュラルチーズ”と“プロセスチーズ”のふたつに分けられます。
 
ナチュラルチーズとは、原料の乳から発酵熟成させて作られたチーズです。
乳酸菌などの菌が生きているため冷蔵庫などに保存しておくと熟成していき、味が変化していきます。
プロセスチーズとは、ナチュラルチーズを加熱し加工したものです。
こちらは加熱しているため乳酸菌などの菌は死滅しており、味が変化していくことはありません。
 
発酵好きの皆さまにぜひともおすすめしたいのが、ナチュラルチーズです!
最大のポイントは、購入してすぐの味と熟成とともに変化する味の両方を楽しむことができるという点。
 
ナチュラルチーズには
・熟成させないフレッシュタイプ
・プレスして水分量を減らしたセミハードタイプ
・セミハードより更に水分を減らしたハードタイプ
・白いカビでおおわれている白カビタイプ
・内側から熟成させる青カビタイプ
・塩水やお酒(バーボンウイスキーやブランデー、日本酒など)で洗いながら熟成させるウォッシュタイプ
・ヤギの乳から作られるシェーブルタイプ
など様々なタイプがあります。
 
私が最近食べたものをご紹介すると
ふわふわな白カビにおおわれているチーズ
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こんなふわふわなカビを見ると、買わずにはいられません♪
 
 
ワインの搾りかすをまとったチーズ
そのままでも溶かしても美味しいセミハードタイプ
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北海道にはこんな個性的でこだわりのチーズを作る生産者の方がたくさんいます。
きっと自分好みの味が見つかること請け合いです!
 
チーズの味には、生産地や熟成される土地の地理や風土が反映されるそうで、その人がその場所でしか作り出すことのできない味なんです。
道産のチーズに出逢ったときは、北海道の大自然を感じて食べていただけたら嬉しいです。
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。