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テンペに夢中
久しぶりの投稿になってしまいました!
発酵プロフェッショナル 発酵ライター 浅川 つぐみです。
新しい発酵ライターさんが増えて、なんだか嬉しくなったり安心したりで、投稿を怠けてしまいました。すみません。。。
先日、同じ日本発酵文化協会の発酵のお仲間、松坂久子さんのテンペの教室に行ってきました。
それまでの私のテンペに対する印象は、「食べられなくもないけれど、好んで食べなくてもいいかなぁ~」という程度のものでした。
ですが、松坂さんの教えてくれるテンペなら食べてみたい~~と思い、レッスンに伺いました。
一緒に作って、作りたてのテンペをいただくと、何?コレ美味しい!
とっても、美味しいのです!私の知っていた、今までのテンペって何だったんでしょう???
テンペは、インドネシアのハイビスカスやバナナの葉に付くテンペ菌で大豆を発酵させたもので、テンペ菌はクモノスカビです。
それが日本だと、大豆を稲わらに付く納豆菌で発酵させて、納豆になるんですよね。
素材は同じ大豆ですが、環境とか付く菌によって、違うものが出来るんです。
テンペは白い綿のような物になりますが、納豆はネバネバですものね。
発酵って不思議ですね~~!
大豆を茹でて、テンペ菌をまぶして
28℃で30時間弱発酵させました。夏なら室温で出来てしまいそうです。
私は、カモシコで発酵させたので、形的にまさにその名のいわれの通り、『アジアのカマンベール』!
切ってみても、菌がびっしり蔓延っています。美しいとしか、言いようがありません。
感動でした!
テンペ菌も納豆菌同様、血管中の血栓溶解作用があって、血液をサラサラにしますし、興奮した神経を鎮静化させる効果もあるそうです。
たしかに、食べるとほっこり癒されます。
私は、日本の発酵食品しかわからないですが、世界の発酵食品も色々知ってみたいなぁと、テンペを教えてもらって思いました。
しばらくハマって作りそうな予感です。