発酵プロフェッショナルの白瀬です。
最近発酵食品の開発案件が増えているため、いろんな仕組みを解明するためにもご当地で根付いた調味料は手作りして楽しんでいます。
糠漬けも味噌造りも大変そう…と尻込みしているそこのアナタ！超簡単＆便利な発酵調味料をご紹介します♪
その名も「三升漬」です。三升漬とは、北海道や東北地方の郷土食で、青唐辛子・米麹・醤油を１：１：１で合せて熟成させたものに、お野菜やお肉、お魚などを漬けて楽しんだりしています。
簡単だからと何度か作ったのですが、アレンジしたくなるのが性分。そして、辛いのがちょっと苦手ということで、青唐辛子と辛くない唐辛子を混ぜて辛さを半分にし、せっかくなので昆布のうまみを添加しニンニクの香りをつけて、ハイブリッド三升漬を作ってみました！本来の三升漬けはかなり辛いのですが、ちょっとマイルドでうまみを追加しています。
￭材料
米麹５００
醤油５００
青唐辛子＆満願寺唐辛子合計５００
にんにく２かけ
昆布１枚
■作り方
★まずは青唐辛子＆満願寺唐辛子を合計５００グラム洗って刻みます。

★容器の下に昆布をしき、刻んだ唐辛子を入れる。

★米麹５００グラムを投入、にんにく２かけも一緒に。

★ここに醤油５００を注ぎ入れ、あとはお好みになるまで常温でたまにかき混ぜて放置すればOK。米麹が柔らかくなれば食べ頃。１０日後ぐらいから食べられます。常温保存可能なのですが、それ以上発酵させたくない方は冷蔵庫へ。

もう一度、基本に忠実に作りたい方は醤油、青唐辛子、米麹を１：１：１です。
これ、冷や奴とか、たらこを漬けて明太子にしたり、納豆のタレがわりにしたり、あると大変重宝します。ぜひお試しを！
 
～～発酵食を現代生活に残していきたい！～～
白瀬まゆ美（しらせまゆみ）
発酵プロフェッショナル、フードコーディネーター、フードアナリスト、ライター、メニュー開発、お土産開発、商品開発
白瀬まゆ美ブログ