menu

ブログ

美しい発酵の色~ピンクの紅麹

そら豆の季節が本格的に到来しました!!
日本発酵文化協会のワークショップ『無農薬そら豆で豆板醤を作ろう~』の午前の部が満員になったので、午後の部を追加しましたところ、あっという間に満席をいただき、皆様の発酵食品への関心の深さが覗え驚いています。
発酵プロフェッショナル 発酵ライター 浅川つぐみです。
お申込みいただいた皆様、ありがとうございます。
当日は、頑張りますのでよろしくお願いいたします。
豆板醤は、唐辛子と麹と塩とそら豆を発酵させた発酵調味料で、作り方はそんなに難しくありません。
IMG_1290
一度覚えると、次回からは自分で簡単に作れる調味料です。
自家製豆板醤を、自分で作れるようになるといいですよね?
材料には、発酵を助けるために味噌をひと匙加えます。
もし、ご自分の作った手前味噌で豆板醤を仕込みたいという方は、ぜひ手作りのお味噌を少しだけお持ちください!
自家製味噌から作った手作り豆板醤になりますので、かなりマニアックなものが仕上がると思います。
日本発酵文化協会のワークショップにお越しになる方は、そういうマニアックな感じがお好きだと思いますので、もし、この記事をお読みになりましたら、自家製味噌、是非お持ちくださいね!
今日は、紅麹を使ったメニューの試作をしていました!
GUNZEさんのホームページに載せるメニューの試作です。
5月の端午の節句と母の日ようにと、柏餅とカーネーションのケーキを作ってみました。
紅麹は、蒸すととても良い発色をします。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
麹菌の色に、惚れ惚れします。
火入れをせずにクリームに入れてみても、きれいなピンク色になりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
カーネーションに見えるでしょうか?
紅麹は、沖縄で豆腐ようやちまきに使われています。
血圧降下作用や血糖、コレステロール低下、血圧調整などがあり、中国では、漢方薬として用いられているそうです。
甘い物に使うと、少し中和されたりするのでしょうか?だといいですね!
発酵の菌が発する美しい色と、健康効果のある紅麹。
どんな風に使うと、身体に取り入れやすいのか、食べやすいのか、そんなことを考えつつ、また試作に励み、紅麹を広めていきたいと思います。
手に入りやすい紅麹は、中国の物が多いらしいので、注意が必要なようです。
美しい発酵菌の紅麹!色々な食材に取り入れてみたいと思います。
GUNZE健康食品センター
http://www.gunze.co.jp/kensyoku/recipe/index.html