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旅のお供の甘酒

こんにちは!
発酵プロフェッショナル・甘酒ライターの明日香です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?
ここ数日はお天気もよい夏日で、まさに五月ですね!
お花もそこかしこで咲いております。
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バラの季節もやってきました。
我が家は家でもバラを育てておりますが、
毎年必ず色々なバラ園にも見に行くので、この時期がとても楽しみです。
日中は気温が高い日も多くなってきた今、
まさに甘酒シーズン到来ともいえます。
何故か?
麹から作った甘酒には
100種類以上の酵素、必須アミノ酸全種類、
天然ビタミン、ミネラル、食物繊維(他もっとたくさん)などなど
豊富な栄養が含まれているので、『飲む点滴』と言われる程の栄養満点ドリンク。
甘酒の季語は『夏』で、夏バテ予防として
江戸時代には庶民の滋養強壮の元でした。
amazakechaya
(箱根の甘酒茶屋)
私も日々、甘酒の恩恵を受けていますが
いざ旅行となると、「甘酒を何日も飲まないのがちょっと不安・・」
となったりします。
国内旅行の際には、小さな瓶に入れて持って行きましたが
昨年海外に行った時には、持って行くのを諦めました。
ところが!!
同じ発酵プロフェッショナルの同期で、お仕事でしょっちゅう海外に行かれている
大橋久美子さんが、海外に甘酒を持って行っていることを知り、
(そしてすごいエピソード付き)いろいろ教えてもらうべくインタビューしました。
以下、インタビュー形式でお楽しみくださいませ♪
(途中の写真はイメージ写真となります)
インタビュアー:
 久美子さん、今日はどうぞよろしくお願いします。
先日「家族の健康の秘訣は甘酒!」とお聞きしました。
普段はどのような感じで甘酒を取り入れていますか?
久美子さん:
 毎朝、ヨーグルトにフルーツと、甘酒をお砂糖代わりに入れて食べています。
食欲がない時は、フルーツにお猪口一杯分くらいかけて食べています。
これを始めてから、便秘知らず・疲れ知らずです。
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 あと、例外ですがマラソンをする際に、アミノ酸補給として飲むようになりました。
以前はアミノ酸飲料などを飲んでましたが、化学的なものも入っているので少し不安もありました。
自分で作った、必須アミノ酸を含んだ甘酒は安心して飲めます。
飲むのと飲まないのとでは体の回復が全く違いますよ。
インタビュアー:
 国内外を飛び回っている久美子さんご家族に、甘酒が必要なのがよく分かります。
出張にもお持ちしているとお聞きしましたが、海外に持って行くのは不安ではないですか? 
どのように持って行くのでしょうか?
久美子さん:
 旅先で処分出来る様に、小さいペットボトルなどに入れて持っていきます。
暑いところに行く時は止むを得ず火入れ(※)しますが、基本的にはそのまま持っていきます。
(※火入れ:加熱することで酵素の働きを抑える事)
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インタビュアー:
 海外で甘酒が爆発したと伺いましたが・・・
久美子さん:
 欧州の昔ながらのホテルは冷蔵庫がついていないお部屋もあるのですが、
さほど暑くもなかったので常温で置いていました。
前日の夜に開けた時は少し発泡してきたかなぁ、という感じだったのですが、
翌朝主人がペットボトルを持ち上げた途端、中身が爆発したようになって蓋が飛びました!
部屋中かなり広い範囲が甘酒まみれになりました。
主人の周りがドライアイスみたいに白い煙のようなものに一瞬覆われていました(笑)
インタビュアー:
 それは大変でしたね! 生きている、生甘酒の力強さを感じます。
お掃除も大変だったことでしょう。。冷蔵庫がないところでは一段と注意が必要ですね。
それでは、甘酒を持って飛行機に乗る際に気をつけていることを教えてください。
久美子さん:
 暑いところに行く時や、暑くなる季節にはちゃんと火入れすべきだと今回の爆発事件で学びました。
飛行機に乗る際、液体類制限で機内持ち込みはできないのでスーツケースにいれます。
蓋をきっちり締め、夏場は可能であれば保冷剤を入れておくのがいいと思います。
 また、飲む度に容器を開け閉めすると空気に触れる回数も多くなるので、
極力小さい容器に小分けにして行くことをお勧めします。
ただ、様子を見ながらガス抜きをするといいですね。
 
 旅先にも持って行くことで、いつもと違う環境や食事でも胃腸が整えられて、
体調を崩すことはなくなりました。
今では主人の方が、体や胃腸が疲れたら「甘酒だけは飲んでおこう」って勝手に飲んでいます。
インタビュアー:
 なるほど!実体験に基づいたアドバイス、ありがとうございます!
旅行の際は火入れした甘酒を、小分けのペットボトルに入れて持って行こうと思います。
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お忙しい生活の中で、甘酒を上手に活用されている久美子さん。
国内外を飛び回る生活でも、疲れ知らずでいられる甘酒・・・
やはりすごいな!と感心しました。
私も次海外に行く際、甘酒を連れて行ってみたいと思います。