menu

ブログ

ポリ袋で簡単!天然酵母パン講座

先日、久しぶりに『豆種菌』に行ってきました。『発酵カフェPukuPuku』以来です。
『発酵カフェPukuPuku』、ついこの間終わったような気がしていますが、
今年もあっという間に終わろうとしています。
年々1年が早くなっています。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター、月曜日担当 浅川つぐみです。
日本発酵文化協会の天然酵母パン講座に参加してきました。
ご指導いただいたのは、西荻窪で『happy DELI』というお店でパン教室をされている 梶 晶子 先生 です。
1IMG_8282 
先生のパンは、天然酵母パンポリ袋で仕込み、フライパンで焼くという、とても面倒に思われがちの天然酵母を、身近な材料と器具で、画期的で、手軽に簡単にできるパン作りをされています。
先生は、ホシノ酵母でパンを作られますが、ホシノ酵母が手に入りにくい人のために、酒粕や甘酒で天然酵母を作り、パンを作ることも紹介されており、著書に『甘酒と酒粕で作る天然酵母パン』という本もあります。
砂糖の代わりに甘酒で生地を仕込む、身体も喜ぶパンで、ゲドックスや美肌にも効果がありそうです。
甘酒はブドウ糖なので、発酵が早く身体にも良い素材です。
ほんのり自然な甘さが、粉の味をしっかり引き出していて、お手軽なのに美味しいパンを作ることができます。
今回の講座でも使用した材料には、甘酒が使われており、その他の材料は粉と酵母と水と塩、ドライフルーツだけでパンが出来ます。
それをポリ袋に入れて、フリフリします。
IMG_8608
そうすると、生地が自然と丸くまとまって、2.5倍になるまで1次発酵させます。
季節により3時間から18時間位幅があります。
その後、ポリ袋を裂いてビニールの上で分割、丸めてフライパンで10秒温め、そのまま何度か温めては放置して2次発酵。
その後、フライパンで両面焼きます。
IMG_8609
こんがり、モチモチになります。
アウトドアにも活用することができるパンだそうです。
アウトドアで、天然酵母パンが食べられるって、素敵ですよね!
先生は、東北支援活動にも力を入れており、東北各地でパン教室を開催しています。
時間と共に記憶が薄れて行ってしまう震災ですが、まだまだ不自由な生活を強いられている方々が沢山います。
ポリ袋とプライパンがあれば、この方法なら無理なく自分で作ったパンが食べられる。
お金や物品を提供することも一つの方法ですが、自分で出来る方法を伝えていくことも大切な支援ではないかと思います。
私も、パン作りが大好きで、天然酵母のパンもイーストのパンも焼きますが、パンを作っている人も好きなのです!
パンを作る人や、普段の食を大事にしている方は、本当に強くて優しいように思っています。
先生の講座を受けてみて、またそれが確信になりました。
いつもそんな素敵な講座を開催してくださる、日本発酵文化協会の横山代表と梶先生のツーショット!
IMG_8378 1
先生の著書『食べてきれいになる天然酵母パン』『ポリ袋でかんたん!甘酒と酒粕で作る天然酵母パン』是非、手に取ってみて下さい!
西荻窪のお教室では、1,2月に単発講座があり、3月からはレギュラークラスも始まるそうです。
身体に良い天然酵母パン、簡単に手作り出来ると、より楽しいです!