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【発酵コラム㉟】 キムチの栄養って??

皆様、こんにちは。
日本発酵文化協会 上席講師の藤本倫子です。

 

少しずつ気温が上がってもう少しすると関東は新緑の季節ですね。

紫外線が気になりますが、、、(笑

 

今回は「キムチの栄養って??」をテーマにお話しします。

 

 

キムチは、身近な発酵食品でかつ、野菜をしっかり摂ることができる私たちにとって嬉しい食品ですね。

白菜や大根などに唐辛子やにんにく、魚介のうま味が加わり、

なんと言っても、「乳酸菌」の働きによって発酵することで、独特の風味と栄養が生まれます。

 

そして、キムチに含まれる成分の中でも注目したいのが「GABA(ギャバ)」です。

乳酸菌の働きによって増える成分で、“リラックス”に関わる物質として知られていますね。

さらにキムチは、発酵による酸味とうま味で食欲を引き出してくれるのも特徴です。

 

暑い日や疲れているときでも食べやすい発酵食品です。

そしてもう一つの魅力は、野菜をたっぷり食べられること。

食物繊維やビタミンを自然に摂ることができ、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。

ここまで聞くと万能に思えるキムチですが、

食べる時のポイントを知っておくともっとその良さを生かせる料理に変化しちゃいます!

 

【キムチは、代表的な栄養素であるタンパク質が少ないこと】

 

キムチの材料は多くが野菜が中心のため、体づくりに欠かせないタンパク質はあまり含まれていません。

そこでおすすめなのが、タンパク質の多い食品と組み合わせる食べ方です。

例えば、手軽なものですと

□ キムチ + チーズ
□ キムチ + 豆腐類
□ キムチ + 納豆

この組み合わせは、手軽なうえ栄養バランスもぐっと良くなります。

 

さらにしっかり食べたいときには、

□ キムチ + 魚
□ キムチ + 鶏肉
□ キムチ + 豚肉

などもおすすめです。

キムチの酸味と旨味が加わることで、タンパク質がメインの食材も美味しくいただけるのが特徴です。

 

つまりキムチは、「それだけで完結する食品」というよりも、

「組み合わせることでより力を発揮する発酵食品」と言えます。

 

野菜 ・ 発酵(微生物)・ タンパク質(+炭水化物)

 

この3つを意識することで、さらに食事のバランスが整います。

 

*** 最後に知っておきたいプチ情報 ***

キムチは発酵が進むと酸味が強くなりますが、そんなときは「しっかりと加熱」がおすすめです。

炒め物や鍋料理に加えることで、酸味がうま味に変わり、より美味しくいただけます。

(豚キムチやキムチ鍋はとっても理にかなった食べ方ですね!)

 

キムチは時間とともに味わいが変わる発酵食品。
その変化もぜひ楽しんでみてください。

酸っぱくなったキムチを捨てちゃうという声も耳にします、、、

酸味をしっかりうま味に変えて最後までおいしくいただきましょう❣️