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八海山ツアー1日目 本社蔵見学!

いざ本社事務所・本社蔵へ出陣! みんな蔵見学にワクワクです。
まずは蔵見学の前に本社事務所の会議室にて、南雲製造部長の講義です!
ダンディーだけどちょっと言葉のなまりがある製造部長さん、肩書きは製造部長さんですが杜氏さんです。八海山の概要や基本方針などお聞きしました。
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八海山は、最高品質清酒の製造を目指し、全種類とも要の工程は手作り手法を主とする大吟醸酒製造技法の徹底応用。
そして、手作り麹も15%が多いところ、八海山は20%
精米歩合・粕歩合も公表されている平均より高。
また 製造の4割を占めている普通酒が精米歩合60%、これは一般に吟醸酒の精米歩合。
などなど…製造のこだわりと美味しいお酒の理由がすごく伝わってきました。
なるほど~ 仕込み水は、新潟県の名水に指定されている八海山系地層からの伏流水(通称)“雷電様の清水”で仕込んでいるそうですが、地震の影響はなかったとのことでホッと安心。
講義が終わると、酒蔵見学です。まずは白衣を着て帽子を被り、そして手洗い!
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蔵見学スタート
原料処理場では洗米・浸漬・水切り・蒸し米、ここで米はそれぞれの工程に適した水分量に。
次は製麹作業、普段はなかなか見れない麹室の床室を見学。あま~い香りが漂ってました。ここでは、低温長期発酵に適する外硬内軟の麹を、温度管理をしっかりして。蔵人の一心なる手間とひとかたならぬ思いが伝わってきました。
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種母室は14日間6~7℃で管理。安定させ機嫌を損ねないようにする為、限られた人だけしか入れず、当然私たちも扉越しの見学。
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もろみ工程といわれるところでは、無数のタンクがあり、 添仕込(初添え)→踊り→仲仕込(仲添え)→留仕込(留添え)→・・・並行複発酵していく中でタンクによってはプクプクと元気そうに合唱。 またタンク毎に、アルコール度数を計測し、安定的に消費者にお届けするために、管理管理でした。
八海山では、樽仕込は行っておらず、いわゆる近代的な工場といった感じでした。これは、樽仕込みが悪いという訳ではなく、美味しいお酒を消費者に安定的に供給するためなのです。
ころからも変わらぬ酒造りをよろしくとお願いしますと思いつつ、八海山のお酒を呑むたびに酒造りに対する思いが身体で感じられそうです。