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2025年 年末のご挨拶
〜 2025年の取り組みと、発酵の学びの広がり 〜
皆様、こんにちは。
日本発酵文化協会 上席講師の藤本倫子です。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。
日頃より当協会の活動にご関心をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。
2025年もさまざまな講座・ワークショップを開催し、多くの皆さまに参加いただきました。
その中でも、私の中で大きな、今年の新たな取り組みの一つとして、離乳食・幼児食に発酵を取り入れる講座 のスタートがありました。
私が個人的に体験したこと、そして発酵を取り入れることで離乳食も幼児食も食事づくりがとても楽になること。
そのことを、お子様の食事づくりに迷ったり悩んだりされている一人でも多くの皆さまにお伝えしたかったんです!

よく聞かれるのは、
「何を基準に選べばよいのか分からない」
「麹甘酒は生後何ヶ月から食べてもOK?どのくらいの量ならOK?」
「醤油や味噌の塩分が気になる」
などなど、こちら以外にも本当に様々な質問をいただきます。
そんなご質問を受けて一つの講座としてまとめてみたのですが、、、
思いの外この講座は子育て世代を超えて、幅広い年齢層の方々が受講されています。
しかもこの講座の内容は、そのまま介護食にも応用できるとのこと(受講者から教わりました笑)
ほんの少しのポイントを理解すると、本当に食事づくりの助けになります。
2026年もオンラインや東京:麻布十番教室でのリアル講座で引き続き開催していきます。
またその他にも新しく開催したものとしては、キンパ、水キムチ、ホワイトキムチなどの 韓国系発酵食のワークショップ です。
日本の発酵とは異なる食文化背景や味の組み立て方に触れ、発酵の奥深さを改めて実感する機会となりました。
さらに、当協会では比較的珍しい“スイーツ系ワークショップ”
(甘酒とみりん粕をつかったシュークリーム、甘酒レモンクリームクレープ) も行いました。
発酵の考え方が、お菓子づくりにも活かせることを体験していただき、
「罪悪感の少ないスイーツ♪しかもとても美味しい!」ということを感じていただけたのではないかと思います。
特別講座としては、金山寺味噌を仕込む講座も初開催しました。
なめ味噌という個性的な存在でありながら、意外と知られていない金山寺味噌の歴史背景や製法、
そして現代の食卓での楽しみ方まで、改めて皆様に知っていただく機会となりました。

今回は贅沢にも材料に【金糸瓜】を使う内容にしてみましたが、来年もまた開催したいと思います!
また、福岡にある『ぬか漬けおと家』 林さんをお迎えした糠床教室 も、当協会として初めての取り組みでした。
「失敗しない糠床」という視点から、日々のお手入れや失敗しやすいポイント!などをお話しいただき、
世間一般で言われている糠床の常識?!のような固定観念を取り払って、
よりシンプルにしてくれる林先生の講座は、本当にご自身の実体験から来ているものだなと思いました。
林先生は過去に糠床講座に参加された受講者の皆様への手入れのフォローアップなどもされており、
数多くの糠床の状態をみてきた中で、やりがちな失敗などの共通点が見えてくるのだそう。
講座の中でもそんな話を交えてレクチャーしてくれます!
さらに発酵ツアー では、これまで学んできた知識を「現場で見る・感じる」ことを大切にし、
座学だけでは得られない学びと刺激を共有する場となりました。
(現在、発酵マイスター・発酵プロフェッショナル資格をお持ちの方限定のツアーも開催しています。)
発酵は、知識として学ぶだけでなく、
実際に食べたり、作ったり、さらに人と共有することでより豊かなものになります。
今年一年の講座やツアーを通して、その広がりを皆様とご一緒できたことを、大変嬉しく思っております。

来年も、発酵の魅力を一人でも多くの方に、そして日常に寄り添う形でお伝えしてまいります。
2026年が、皆様にとって健やかな、また発酵に満ち溢れる一年となりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。
