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『甘酒・みりん粕を加えたシュークリームの作り方』ワークショップ
日本発酵文化協会 発酵プロッフェショナル、ワークショップ講師の架谷千草です。
2月15日(土)、甘酒・こぼれ梅(みりん粕)を加えた「シュークリーム」の作り方のワークショップを開催いたしました。
今回のワークショップでは、必ず膨らむシュー皮の作り方、カスタードクリームの炊きあげ方をお伝えし、甘酒やこぼれ梅(みりん粕)の甘み、コクを利用した美味しいシュークリームを作りました。
初めにシュー皮作りのデモンストレーション。シュー皮の膨らむためのポイント、卵の加え方などをお伝えした後、すぐにお二人一組で実習。絞りでは、上手にこんもり丸く絞られていました。そしてシュー皮の頭に丸いクッキー生地をのせてオーブンへ。
次は、甘酒・みりん粕入りカスタードクリーム作りのデモンストレーション。
でんぷんの糊化、ブレイクダウン後の炊きあげ方をお伝えした後、実習。
皆さん、「あ、クリームが軽くなってきた!」「さらさら」など体でしっかり感じていらっしゃいました。
お菓子作りは、初めてという方もいらっしゃいましたが、全員のシュー皮はふっくら膨らみました。大成功でした。お一人3個ずつ合わせて24個の可愛いシュー皮が焼けました。
試食では、私が、当日朝、焼成したシュー皮で作った甘酒・みりん粕シュークリーム、スモークサーモンのシューサレそしてシューラスクを召し上がっていただきました。
皆さんが帰宅された後、すぐにご自宅で出来立てのシュークリームを作っていただくために、ご自分で作られたシュー皮、カスタードクリーム、そして固めに泡立てた生クリームやパウダーシュガー、絞り袋など専用の入れ物で持ち帰っていただきました。
このワークショップをきっかけに是非、これからも美味しいシュークリームを作っていただきたいです。しっかりポイントを身につけられたので、きっとこれからはどんなシュークリームのルセットでも上手にお作り頂けると思います。
いろいろなお菓子を作って、一つ二つと、うまく作れるようになると、
例えばシュー皮の焼成はバケットと似てるなぁとかマカロンと逆の焼成の仕方だ!
なんて、まるで、点だった知識がどんどん線になってつながっていく・・・
そうなると、さらにお菓子作りが楽しくなってきます。
また、他のお菓子作りでも甘酒やみりん粕を使ったアイデアお菓子をチャレンジしてみてください。
今回のワークショップは、デモンストレーション、実習、デモンストレーション、実習、デモンストレーション、試食とあっという間に予定の1時間30分を超えてしまいました。すみませんでした。
次回開催できましたら2時間のワークショップにさせていただきます。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。