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ノエルベルデのチョコレートとカカオの発酵

こんにちは。上席講師の藤本倫子です。

2月と言えば、バレンタインデーという素晴らしいイベントがあります!

何が素晴らしいって?!

それは、この時期に、

発酵させて作った、

なんとも言えない素晴らしい香りの持つ

チョコレートが世界中から日本にくるからです!!!

何を隠そう!

私、大学の卒業論文はチョコレートについてでした(笑

チョコレート=発酵

とは思いもしない感じですが、

チョコレートのカカオ豆は発酵させることによって

素晴らしい香りを生成させるのです!

そこで、この時期だからこそ、

エクアドルから日本に帰国されるとのことですので、

イベントの合間に当協会で講座を開いていただきました!(リアル会場・オンラインの同時開催です)

2018年にチョコレートブランドを立ち上げた

ノエルベルデさんの高橋さんにチョコレートの発酵について

語っていただきました。

まずはエクアドルの説明から始まりました。

エクアドルってどこにあるの?!

ってお話されたとき、

脳内で固まってしまった自分が恥ずかしいですが、

エクアドルの場所の説明から、気候、地理の話、

農業の話など、聞いているだけでエクアドルに行きたくなりました!

 

お次に、チョコレートの製造についてです。

乳酸発酵→アルコール発酵→酢酸発酵

と進んでいくのですが、実際の写真付き、動画付きで色々と解説いただきました!

(チョコレートの発酵については、なかなか情報がなく、調べようと思ってもなかなか難しいところがあります)

微生物の話までしていただきました。

そして、リアル講座会場限定ですが、発酵したカカオ豆まで試食させていただきました。

最後にチョコレートの試食です!

しっかり発酵させたチョコレートは

口の中で香りの広がりが素晴らしく、

大量に食べるものではなく、

口どけから、香りを楽しみ、なめらかな食感を味わえる

スイーツ界の宝石とも呼べると

個人的に思っています。

 

 

 

藤本の個人的な感想ですが

世界中にはたくさんの微生物はいるけど、

乳酸発酵→アルコール発酵→酢酸発酵の

醸造の流れ(醤油教室の講座内容)は一緒で、

採れる食材によって出来上がるものは違うだけなんだなぁと思いました。

エクアドルはカカオ豆が採れるから発酵させてチョコレートに

日本ではお米が取れるから発酵させて米酢に、、、、

発酵プロフェッショナルではエビデンス学を行いますが

昔から食べているものが大切だとか

地域の発酵食品と腸内微生物の関係など授業がありましたが、

まさに、

その地域や気候にあった採れた食材から保存させるための技術として

発酵食品ができているだなと実感しました。

バレンタインまであと一週間!

イベント会場まで発酵チョコレートを探しにいくのはいかがでしょうか?!

ノエルベルデさんに会いたい方は、松屋銀座まで!

 

おまけ、

ノエルベルデさんと日本発酵文化協会を繋いでくれた

久寿餅(山信食産)の社長さんとみんなでパシャリ!

松屋銀座には久寿餅(山信食産)の新作チョコレートもありますよ!