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長崎県対馬の『せん』
早速ですが、みなさま『せん』ってご存知ですか?
長崎県対馬の伝統発酵食品『せん』
サツマイモを砕いたものを浸水し発酵を経て、
乾燥⇒浸水⇒沈殿・・・を繰りかえす
複雑な工程を経て取り出されたものを『せん』と呼ぶそうです
よくこねて鼻高団子と呼ばれる形に丸め、
天日乾燥させたものを「センダンゴ」と呼び、
対馬独特の保存食として、今も受け継がれています
ただ、これが文献には残っておらず、各家庭で作り方のプロセスも異なるため
どんな風にしてここに至ったのか,歴史はわかっていないそう
家庭で口頭で受け継がれているこの『せん』は関東のくずもちのような感じでした
見た目だけだと黒っぽくてちょっとグロテスク?!ですが、
ほんのり甘みがあり、弾力があってクセになります◎