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粕床その後
こんばんは 水曜日担当の発酵マイスターの鈴木あけみです。
昨年年末に粕床を作りました。全くお酒の飲めない私ですが、”NHKのためしてガッテン”で紹介された粕床にちょっと興味が湧いて、これも発酵食!と軽い気持ちで始めました。
粕かすのルーツは奈良漬の奈良であるということ、奈良漬の酒粕は八丁味噌をプラスしていて、「かす踏み」という作業をして6年の年月で白い酒粕が茶色の酒粕になるということ。まさに味噌や醤油のメイラード反応と同じですよね?「かす踏み」をすることで、空気が少なくなり、麹菌は死滅して酵素が増え、黒い酒かすになるころには、糖は5.3倍、アミノ酸(旨み)は1.8倍にもなるんですって。
6年は、待っていられないので、2ヶ月。徐々に褐色。。
下は12月2日、酒粕とみりんで粕床出来立て
何も混ぜていない酒粕と2ヶ月後の粕床を並べてみました。褐色化してきました。あたりめを入れいた粕床とマシュマロを入れていた粕床は同じ色(右側)。2度漬込をしてからは、粕床のみで1ヶ月おきました。
粕床は2ヶ月前より柔らかく、柔らかな甘い香りがします。進化したこの粕床に、マシュマロとチーズを別々に漬けてみました。マシュマロは、フリーザーパックで作った方が扱いやすいです。ちょっとぐらいキュッキュと押しても潰れたりしません。今の粕床は大吟醸の酒粕で作りました。みりんもお気に入りので。。やっぱり材料は大事です。みなさんも、ご自分のお気に入りを見つけてくださいね。
つやっつやのマシュマロはバレンタインデーに間に合いそうです♪初めての方も、一緒に結果を楽しむのも良いのでは?ハッピーバレンタインを願っています。