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梅醤(うめびしお)
発酵プロフェッショナルの白瀬まゆ美です。
朝晩冷え込むようになってきましたね。こうなると味噌仕込まなくちゃとか、お醤油も作っちゃおうとか、新酒が絞り終わって酒粕が手に入りますよ~とか、ワクワクしてしまいます。
この季節が来る前に我が家で用意するのは「湯たんぽ」と「梅醤」です。ネットで名称を検索すると「梅醤番茶」がヒットするのではないかと思います。「梅醤番茶」は番茶に梅干しとお醤油と生姜を入れて飲む、おばあちゃんやそのまたおばあちゃんの時代、寒い季節にぽかぽか身体をあたためてくれる飲み物。それもおすすめなのですが、今回はお料理に活用できる「梅醤」のご紹介です。
古い梅干しを引っ張り出してきて、お水に入れて塩抜きします。これは母が漬けた昔ながらのしょっぱい梅干!
塩が抜けたら、種を外して、お時間がある方は裏ごししてください。私は時短でガーっとやってしまいました。
ここに本来ならばお砂糖とみりんを入れて、行平鍋で煮詰めたら完成です♪梅干し300グラムに対し、お砂糖大さじ4、みりん大さじ2がめやすですが、梅干しの酸味で調節を。
個人的には勝手にアレンジ。少し酸味が残る程度に梅の塩抜きをして、甘酒を煮詰めた米ジャムを入れて仕上げました!優しいお味。
甘酸っぱいので、海苔巻きやたたきキュウリにゴマと梅醤を混ぜたり、ご飯のおともに鶏のさっぱり煮等々、いろいろにアレンジできます♪
ぜひお試しください。