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イタリアからこんにちは。
初めまして。
日本発酵文化協会、発酵マイスター二期生の松尾かほると申します。
マイスター受講後まもなく、
語学留学のためにイタリアはフィレンツェでホームステイをしています。
主にヨーロッパ各地の二十歳そこそこの若い学生さん中心の語学学校で、
ついていくだけであっぷあっぷの毎日ですが、
ゆるーくこちらの生活などをレポートさせていただこうと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ホームステイをしているため、家族と同居になります。
キッチンの使用時間や使える道具などが限られるので、正直簡単な料理になってしまうとは思いますが、
イタリアならではの食材や日本の発酵食品を使ったレポートができればと、思っています。
さて、最初なので今日はこのへんで・・・とも思ったのですが、
ちょうど今日が2/14だったので、少し膨らませてみました。
先週末からフィレンツェの鉄道の駅のすぐそばにある
サンタマリアノヴェッラ広場では、
チョコレートの見本市「FIERA DEL CIOCCOLATO ARTIGIANALE」が
行われています。
(開催期間は2013年は2/7~2/18です。http://www.fieradelcioccolato.it/)
ちなみに、夜終わりの時間間際に行ったので、
写真はちょっとさびしげですが、
昼間や週末は沢山の人でにぎわっています。
さまざまな種類のチョコレートがならんでいて、その他にチョコレートのお酒やドーナツのようなお菓子。それにホットチョコレートもあり、寒空の下ではこのホットチョコレートが気になって仕方がありませんでした。
時期が時期だったので、てっきりイタリアも商戦にあわせて チョコレートの見本市が立ったのだと思っていたのですが、どうも違ったようです。
イタリアでは2月14日は『サン・ヴァレンティーノの日』といい、実在した殉教者、聖ヴァレンティーノの没した日です。
古代ローマ時代、時の教皇によって自由な結婚が禁止されていた時代に結婚の祝福を行い、
それが教皇の耳に入ったことで見せしめで処刑されたのが聖ヴァレンティーノでした。
(西暦 273年2月14日)
聖ヴァレンティーノが埋葬されている、ウンブリア州テルニにあるサン・ヴァレンティーノ教会には、
今もたくさんの人が訪れては愛を誓い、あるいは恋愛の成就を願うのだそうです。
で、こちらのバレンタインデーは女性から男性にチョコをプレゼントするのではなく、大切なもの同士、二人がお互いにプレゼントを贈りあったり、レストランで食事をしたりします。 レストランによっては、バレンタインデー用特別メニューが準備されています。
ちなみに、私がお世話になっているバールで働いている40代前半のお兄さんは、奥さんへ赤いバラの花束を用意してました。
昨日しっかり目撃!!オシャレですね~。
イタリア人がやると赤いバラの花束でも普通に感じられるからなんか素敵。