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無農薬そら豆で豆板醤を作ろう~!!
先月末に、千葉東金市のあいよ農場さんの無農薬そら豆を使ったワークショップ『無農薬そら豆で豆板醤を作ろう』と恒例の祐天寺マルシェを開催しました!
豆板醤は、新鮮なそら豆が収穫できるこの季節にしか出来ない、貴重な発酵食品です。
発酵プロフェッショナル 発酵ライター 浅川つぐみです。
今回のワークショップは、おかげさまで好評で、午前の部と午後の部の2回開催となり、約50名ほどの方にお越しいただきました。
豆板醤が、そら豆で出来ていたことを知らなかった方も多かったかもしれません。
前日にあいよ農場さんから15kgのそら豆が届き、理事長と一緒に、材料の計量をしたり、そら豆の皮をむいたりしました。
市販のそら豆より大きくて、三つ子とか四つ子とか、綺麗な翡翠色のそら豆がさやの中にパンパンに詰まっていて、もはや芸術品です!
豆板醤は、蒸したそら豆を潰して、麹と塩、味噌を混ぜて発酵させた調味料です。
市販の豆板醤よりマイルドな仕上がりになりますが、辛い豆板醤まで手作りできるとは、発酵の力には無限の可能性を感じます。
瓶に詰められた豆板醤です。手作りらしくそら豆の粒が見え隠れしています。
豆板醤仕込の後は、お待ちかねのあいよ農場さんのカラフルな無農薬野菜と、手作り豆板醤を使ったドレッシングで試食タイムです。
色がキレイで、食べるのが勿体ない感じの紅大根とカラフル人参とブロッコリー。
豆板醤のごまみそマヨネーズや豆板醤に醤油や酢、ゴマ油やニンニク、ゴマなどを混ぜたピリ辛ドレッシングで試食タイム。
祐天寺マルシェのお野菜も充実して、沢山買っていただきました。
顔が見える農家さんの野菜で、この東京のど真ん中で、珍しい豆板醤の仕込みが出来るとは、なんて贅沢なことでしょう。
食べ物の大切さと感謝を感じながら、皆さんの仕込んだ豆板醤が、美味しく出来ますようにと祈らずにはいられません。
無農薬そら豆は、とても甘くて美味しいです。
美味しい物は、人間も好きですが、菌も好きなんです。
瓶の中は菌の縄張り争いが始まっています。
カビ菌に気を付けながら、大切に発酵熟成させてください。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!!