甘酒石鹸が、出来上がりました！
この使い心地は、素晴らしすぎます！
発酵プロフェッショナル　発酵ライター　浅川つぐみです。
以前、私は、『甘酒洗顔』というものを試しまして、何度かこちらの発酵コラムにレポートし、書いたところ、
http://hakkou.or.jp/blog/?cat=1&paged=9
http://hakkou.or.jp/blog/?cat=1&paged=8
その『甘酒洗顔』のレポートをヒントに、友人の石鹸作家の藤寧さんが、甘酒石鹸を作って下さいました！

生甘酒洗顔は、肌がすべすべになって、透明感が出て、毛穴も目立たなくなるし、何といっても肌がしっとり柔らかくなるところが、素晴らしいのですが、
発酵によって甘酒が日々変化してしまい、使い心地が変わってしまうこと、日持ちがしないので、冷蔵庫で保存しながら使わないといけないこと、洗浄力に欠けてしまうという難点がありました。
そこで、藤寧さんが考えてくれたのが、生甘酒を使った石鹸。
藤寧さんの石鹸は、火入れをしないので、生甘酒石鹸と言えるかもしれません。
石鹸の製作途中に菌がどうなっているのかというのは未知ですが、発酵の力で、石鹸の色も変化したり、粒粒の感じも残っていくようでした。
作っていただいて、早速全身に使った感想は、ぬか床を手でかき回した時の手のようなしっとり感と、菌のバリアが皮膚に張られているかのような感じです。(わかる人には、わかるかと・・・)
甘酒石鹸の泡のキメも細かいので、細部まで洗浄できて、肌に透明感が出て、毛穴も引き締まり、しっとりして、肌がツルピカになります。
発酵の力って、素晴らしい！！
食べ物を、美味しくしたり、保存性を高めるだけではなく、美容という効果も期待できるんですね！
そして、石鹸作家の藤寧さんは、エッセンシャルオイルをプラスして、素敵な色の甘酒石鹸も作ってくれました。

精油成分も加わり、さらにアロマテラピーの効果と効能もプラスされ、甘酒の良さと精油の香りと効能の相乗効果で、よりよい石鹸となっていることでしょう。
そして、この石鹸の本物な所は、わが家の菌探知機のマルチーズの武蔵！
この子は、生きている物や良い菌が育っているものに、とても敏感に感知します。

私が、天然酵母を育てている時に、上手く育っているものには、クンクンと鼻を近づけて匂いを嗅ぎに来るのですが、発酵が失敗しているものには、寄ってきません。
そして、手作り天然酵母のパンには反応しますが、買ってきた菓子パンには、興味を示さないのです。
ご存知でしょうか？
犬の嗅覚って、２５mプールに１～２滴の混ぜものをしただけで、その香りがわかるらしいんです！
石鹸の包みが届いた途端、愛犬の武蔵は、「何の菌ですか？」と言わんばかりに、離れません。

 
きっと、良い発酵をして出来た石鹸なのでしょう。
藤寧さんの石鹸に対する真摯な気持ちが伝わります。

 
生甘酒石鹸、お肌が乾燥しがちなこの季節、とっても強い味方です！
この石鹸に出会って、甘酒の可能性、これからも探求していきたいと思いました！
藤寧さん、ありがとうございます！