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発酵の季節が到来しました!
今年も残すところ5週間余りとなりました。早いですね!
発酵ライター 浅川 つぐみです。
発酵の季節になりました。
そろそろ、大豆も今年収穫した新豆が入荷してきて、採れたて大豆で、お味噌を仕込める時期になりました。
この連休に訪れたお店で、甕を発見してしまい、購入してしまいました。
お味噌用というのではなく、暖かい間冷蔵庫で寝かせていたぬか床を、室温に出してみようと思ったのです。
夏の間、沢山野菜を漬けて酷使しすぎたのでしょうか?なんだか元気がない気がするので、追い糠をして、そのまま室温で発酵させてみることにしました。
どちらにしても、追い糠をしたときは、室温において発酵を促した方が良いと思うので、室温に出してみました。
ぬか床を安定させて、これからの冬野菜に備えます。
そして、寒い季節の到来に備え、生姜を使って発酵シロップを作っています。
フレーバー的な物を入れてみたり、すりおろしてみたり、絞ってみたり・・・
それぞれ、いろんな味の出方になります。
国産に拘って、 まずはフレーバーを付けてみようと思い、北海道民の私が選んだのは、ラベンダーに色々スパイスを入れたもの。
ラベンダーには、優れた鎮静作用があり、心と体の両方をリラックスさせてくれます。殺菌作用もあり、免疫効果も上がります。
寒くなるこれから、生姜の身体を温めてくれる作用と免疫効果の相乗効果で、風邪をひきにくい身体にしてくれるかもしれません。
そして、干しゴボウとゆずと山椒などのブレンド、むくみを取ったり、エイジングケア、冷え性の改善になる和もの中心のブレンド。
そして、なかなか手に入らない沖縄の月桃をメインにフルーツやスパイスをブレンドしたもの。
月桃は、次世代のスーパーフードともいわれるくらい、多彩な効能を持っています。
ポリフェノールが沢山含まれ、アンチエイジングに良し、ミネラルも多く含まれ、お薬としても使われていたものらしいです。
フルーツやお花を使ったものは、ほんのり甘く香りが良いものに仕上がりそうですが、ピリッと辛いのがお好みの時は、生姜をすり下ろしたり、みじん切りにしてみます。
発酵力が半端なく、ちょっと危険なのですが、細かくすると辛さが出るんです。
ただ、発酵シロップが濁ってしまうのが、残念な感じですね。
見た目を取るか、味を取るのか難しい!
これからの寒い季節に、発酵させた生姜の飲み物 、体があったまりそうでおススメです。