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仲良しは、響き合う

明けまして おめでとうございます。
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発酵プロフェッショナル 発酵ライター 浅川つぐみです。
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
今年のお正月は、長い連休の方も多く、お天気にも恵まれて、穏やかなお正月でした。
幸先のスタートが良い気がします。
今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか?
主婦は、普段より年末年始の方が慌ただしいので、実は、仕事始めにホッとしてしまうのが本音です(笑)
おせちも食べ終えた頃と思いますが、意外に残りがちな物が黒豆ではないですか?
我が家、残ってしまいます。
今年は友人の勧めもあり。初めて自分で黒豆を煮てみました。
手作りは美味しいですね!しかも、この黒豆は、熊本の無農薬の黒豆。
西の物を珍しがる北海道育ちの私に、同じ発酵プロフェッショナルのお友達が持ってきてくれた貴重な黒豆です!
これは、大事に食べなくては!
ということで、酒粕酵母で黒豆パンを作りました。
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黒豆は、甘く煮てあるので、生地も甘めにしなくては、味のバランスが取れません。
ですが、結構お豆にも糖分が・・・ということで、甘酒を足してパンを作ることにしました。
酒粕も、甘酒の麹も素はお米です。同じものから出来ているということは、仲良し食材です。(私が勝手に付けている名前)
仲良し食材を使ってパンを作ると、お互い響き合って、美味しさが倍増するのです。
今回は、丁度、八海山さんの酒粕と八海山さんの麹がありましたので、麹を使った甘酒と酒粕酵母で作った天然酵母を使ってパンを作りました。
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今回の材料は、酒粕酵母甘酒、甘酒の甘さだけでは風味が心持たないのでキビ糖、能登のわじまの海塩です。このお塩、美味しいです!
酒粕酵母の生地は、滑らかでふんわり、赤ちゃんのおしりみたいなふくらみに仕上がります。
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黒豆は、お豆をつぶさないように、生地を1次発酵させてから加えます。
具の加え方は、用途と具の素材によります。
食材に愛情を持って調理することを考えると、黒豆入りのパン生地を叩く気にはなりませんので、出来上がった生地に優しく折りこみます。
大き目の丸いパンにして、酒粕の風味と甘酒のほんのりとした甘み、黒豆のふっくらした感じが出るといいなぁ∼と弱めの温度でゆっくり膨らませて焼いてみました♪
柔らかい感じの優しいパンになりました。
仲良しは、響き合う
人も同じような気がします。
今年も、これから関わる物事や出会う人たちが沢山いるかもしれません。
楽しい一年になれるといいなと思います。
いろいろな人に出会って、楽しい時間を沢山共有して、2倍・3倍楽しい年になるといいなぁ∼♪
これから始まる一年が、楽しみです♪