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勝手に酒粕コレクション
11月もあっという間に終わってしまいます。
日本発酵文化協会 第3回発酵定例会で行われたを福山黒酢『桷志田』使った『黒酢レシピコンテスト』の入賞作品や参加作品のメニュー&レシピを順次公開させていただいています。
発酵プロフェッショナル 発酵ライター 月曜日担当 浅川つぐみです。
素敵なメニュー&レシピ、是非、福山黒酢と共に毎日の食卓に活用していただければと嬉しいな思います。
京都の友人から、京都伏見の『玉の光』というお酒の酒粕を送っていただきました。
私は、色々な自家製天然酵母でパンを作ることを趣味にしていますが、
昨年、第1回発酵定例会で、出会った『八海山』のお酒の酒粕から酵母を起こして作った
パンが美味しかったので、勝手に色々な酒粕でパンを作って楽しんでいます。
他にも、寺田本家さん、能登の大江山というお酒や、竹葉というお酒の酒粕、新潟の男山酒造の酒粕。
同じ酒粕でも、絞りや、酵母の種類によるのか、仕上がりや香りが全く違います。
その、私の『勝手に酒粕コレクション』に関西参入です!
酵母を育てる時に、私はよく酵母に命名するのですが、この酵母には『玉姫』と名付けました。
大き目の気泡の酒粕酵母です。
酒粕パンはとても難しく、パンを膨らませたくて、沢山酒粕酵母を入れると、酒粕が重すぎてパンが膨らまず、発酵に時間をかけすぎると、アルコールに弱い酵母はトロトロと溶けてしまい、ダレた生地になってしまいます。
ひとつひとつの酒粕のタイプによって、その配合が変わるので、結構難関なんです。
『玉姫』の酵母も絞りがゆるく、ふっくらとした贅沢な酒粕でしたので、きっとアルコール分が多く、水分も含んでいるので、重さがあるせいか、ふくらみが上手くいかなかったのですが、美味しいお酒の酒粕なので、風味は素晴らしいものでした。
京都からやってきたので、お抹茶とツートーンにしました。
なるとと市松
今年も酒粕の季節になりました。
色々な酒粕に出会って、パンを焼いてみたいと思います。