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発酵食マルシェ 東武百貨店船橋店にて開催!
はじめまして
日本発酵文化協会・加盟店・プロフェッショナルの
ヤマヤ醤油、金原利征(キンパラトシユキ)と申します
私は、静岡県の浜松市でヤマヤ醤油有限会社という
会社を経営しています
浜松の名産品であり、浜松の“裏名物”?と言われている
【浜納豆】を製造販売しています
浜納豆は、大豆を丸ごと麹菌で発酵させる発酵食品で、納豆と
名が付きますが、味噌の仲間になります
浜納豆の詳しいお話はまたの機会にさせていただいて
今回は、東武百貨店様で開催された【発酵食マルシェ】のお話を
【発酵食マルシェ】とは、6月13日〜18日の6日間
東武百貨店船橋店様の6Fイベント催事場で開催された
色々な発酵食品を集めた発酵イベントで、大変盛り上がりました
弊社も看板商品の浜納豆はじめ、令和元年5月1日に発売された
【発酵旨味オイル】も大々的に試食販売させてもらいました
発酵食マルシェですから来場されるお客様は
皆さん、発酵食に興味のある方が多数
そんな方にこの【発酵旨味オイル】の試食を
出したのですが、リアクションがすこぶるよろしい!
販売していて楽しくやらせていただきました
浜納豆という未知との遭遇→試食→購入
という流れが確実に出来て、商品に対する自信も
更に深まりました
でも、元々浜納豆を知ってる方は感覚的には2割程度
もっともっとこの浜納豆を皆さんに知ってもらいたいなと
感じました
そして、今回多くの発酵食を製造する方々と
ご一緒させてもらいました
【八海山】
日本酒が美味しいことはもちろん、健康にいい甘酒や麹を販売
来年のオリンピックに向けて、泡の出るスパーリング日本酒も販売していました
後入れで注入する泡ではなく、瓶内二次発酵の泡とのこと
これはすごい技術だそうです
オリンピックの時には日本酒の美味しさだけでなく
その技術力の高さも世界にアピールしてくれると思います
【旬熟成】
牛、豚、鶏を独自の技術で熟成させた熟成肉を販売していました
自分は、ベーコンと鶏肉をお土産に買って帰りましたが
旨味が凝縮されていて最高の旨さでした
発酵の力を再認識する素晴らしい商品
【職人醤油】
社長が自ら足を運び全国各地のこだわりのお醤油を
集めた究極の醤油セレクトショップ
単にいいものを集めただけでなく
社長が生産者に会い工場を見学したり、醤油作りに
掛ける思いなどを聞き込みその素晴らしさを伝道師として
伝えるお店
正統派のお醤油から、無色透明な珍しいお醤油まで
あり、興味津々で見させていただきました
【おつけもの慶】
キムチ風に味付けしたものではなく、しっかりと発酵させた
本物のキムチ
イカの身の中にキムチを詰めた「イカキムチ」は
売れ切れ必至の人気商品
味はもちろんシャキシャキの白菜の食感とイカの
身の食感の違いがたまりません
【チェスコ】
こちらもキムチ同様本格派のチーズ
口当たりの良い正統派チーズから、癖になりそうな
マニアックなチーズまで幅広く販売
浜納豆と合わせて食べたい逸品揃いです
【machi min】
流山市のみりん文化を残したいという思いで結成されたお店
みりんを手間ひまかけて煮込んだ甘さを利用した
砂糖、卵不使用のマシュマロは自然な甘さで優しいおいしさ
我が家の小学生の子供に安心して食べさせることのできるスイーツ
【Atelier de Koji】
こちらも砂糖を使わない商品
甘酒の甘さを利用したケチャップ
ケチャップには驚くほど砂糖が入っていて
それが理由で使わない人もいるほど
こちらで販売の商品は砂糖不使用のケチャップですので
砂糖を避けつつ、ケチャップの美味しさが味わえる素晴らしい
コンセプトの商品
発酵マイスターを取得し、このコンセプトを打ち立て脱サラしたという
筋金入りの発酵好きな女性社長
心から応援したくなる商品です
【江戸久寿餅】
2年発酵させて消費期限が2日という企業泣かせの商品
そんな中、様々な取り組みで伝統文化に新たな風を送り込もうとする
社長の姿勢が男前な会社さん
かわいいハート型の久寿餅は女性ウケとインスタ映えが抜群
久寿餅が入った「クズクズシェイク」は抜群の美味しさで
毎日食べていました(笑
【発酵の里こうざき】
発酵食品専門の道の駅
お味噌やお醤油はもちろん、すんきや、石川でしか
製造が許されていない禁断のグルメ、フグの卵巣の糠漬け
普通に食べれば2秒で天国行きの猛毒を持つふぐの卵巣
を糠漬けすることで解毒して、食することができる
珍味中の珍味など、発酵食品好きにはたまらないラインナップ
お店にもぜひ遊びに行きたいです
各社、商品から発酵に掛ける思いと、愛情が伝わってくる商品ばかり
商品としてのポテンシャル&コンセプトを磨いて磨いて尖らせた数々の商品に
感銘を受けるとともに、発酵食品の持つ力と、可能性を感じずには
いられない6日間でした
さらに通常の催事ではなかなかない、各社による
商品への思いと発酵に関するお話をするトークタイムも
ありました
生産者さんが集まっているので、皆さん話がマニアックかつ面白い!
普段聞けない裏話や苦労話、どういった思いで発酵食品に関わっているかなど
商品を売るだけに留まらないこういったトーク込みの催事は
とても面白いなと感じました
そして、連日行われた藤本先生による「発酵セミナー」
お味噌の選び方、甘酒の効能、発酵のメカニズムなど
興味深いお話で、皆さん真剣にメモを取ってる姿が印象的でした
今後も日本発酵文化協会の中で、ヤマヤの浜納豆もさらに
美味しいものに作り込んでいくことと、新たなコンセプト
を発案していこうという刺激を受けた6日間でした
発酵文化を世界に!
発酵バンザイ!