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発酵スィーツと脳のアンチエイジング

今日は、大寒で寒い一日でした。立春が待ち遠しいですね。
センター試験も雪が降ることもなく終えられたようで、受験生を持つご家庭は、一安心だったのではないかと思います。
春が待ち遠しいですね。
発酵プロフェッショナル 月曜日担当 発酵ライター 浅川 つぐみです。
私事ですが、先日、誕生日を迎えました。
家族が素敵なケーキを用意してくれ、とても美味しくいただき、更に自分用に焼いた24cmデコレーションフルーツサンド!
さすがにクリームは、豆乳クリームにしましたが、
こんなに甘いものばかり食べると罪悪感に苛まれる年になりました。
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でも、スィーツはひとつの楽しみ、やめられないですよね。
私が、手軽にできるスィーツで、よくお土産等に使うのがパウンドケーキなのですが、
パウンドというのは、オランダ語のポンドのことで、重さを表す単位です。
このケーキは、材料のバターとお砂糖と粉の割合が1:1:1の配合、つまり、1ポンドずつ使うことから、パウンドケーキと言われているんです。
ちゃんと作るとすごいカロリーですよね?
でも、お茶の時間に、手作りパウンドを一切れって、やめられないです。
そこで、カロリーダウンした軽い感じのパウンドケーキを、バター無しで作れないかと考えていて、
「そうだ!発酵飲料で作ってみよう」と思い付き、やってみました。
最近流行りの麹を使った市販のドリンク、ちゃんと発酵させているものは、乳酸発酵が関わっているはずです。
発酵バターやチーズだって、乳酸発酵が関わっていますし、発酵させる素材は違っても、近いものができるんじゃないかと思いやってみました!
人がやらないことをするのが、大好きです!
そして、更にそれを人に試食させるのが大好きです!
これは、誰が犠牲者になるでしょうか?(笑)
パウンドケーキのバターを全量、市販の麹を使ったドリンクに変え、そのままパウンドの工程でケーキを焼いてみると、見目形はパウンドケーキ、切り口もOKでした。
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今回は、麹の酸味が共鳴するように柑橘系のオレンジのパウンドケーキにしました。
糖分のお砂糖を加えると作っている間に、小さい気泡がどんどん出てくるのでベーキングパウダーは使っていません。
焼き色の良いパウンドケーキになりました。(バターが無いのでパウンドとは言えないですが・・・)
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味もなかなか。
バターのコクは求められませんが、あっさり軽い仕上がりで、しっとりしています。
年を重ねていくと、ケーキやスィーツを沢山いただいてしまうと、後で後悔してしまうこともしばしば。
油脂分を発酵食品に変えて作ると、食品の事前消化の効果も期待でき、少々食べ過ぎても胃もたれせず、消化の良いスィーツになるのではないかと期待してしまいます。
これから年齢が上がっていっても、いつまでも大好きなスィーツを美味しくいただけるって、嬉しいことだと思います。
体にも負担なく美味しくて健康に良い発酵スィーツ、作ってみたいなぁ・・・と半世紀の誕生日を迎えて思いました。
パンやスィーツは、夢の世界、〝ああしようこうしよう”と考えていれば、脳のアンチエイジングにもなるかもしれませんね♪
これからも、楽しみながらやっていきたいと思います。