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鹿児島県 日置市(ひおきし)の納豆

こんにちは。発酵マイスター・発酵ライターの大学生、佐藤友理(ゆり)です。
 
前回までの私の発酵コラムでも少しご紹介させていただきましたが、
私の実家は、鹿児島県日置市(ひおきし)納豆を作っております。
 
日の出っ子フーズ®佐藤食品工業 有限会社
 
 
このコラムをお読みの方の中には、「納豆工場を見学したことがある!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
今回は、私の生まれ育った、日置市伊集院町のふるさとじまんも織り交ぜながら、
読者の皆様と一緒に、実家の納豆づくりを追いかけていこうと思います。
 
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まずは、納豆を作って40年!2代目社長発酵語録その1
「納豆の叫びに応じないとね。」
 
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叫び…!!(笑)
 
納豆(菌)が、「僕たちが元気よく働けるように、環境を整えてね!」
と言っているのだとか。^^
 
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そして、納豆づくりには、3つのポイントがあります。
 
(1)大豆を水に浸す浸漬:しんせき)
(2)大豆を柔らかく蒸し煮にする蒸煮:じょうしゃ)
(3)大豆を発酵させる
 
これら3つのポイントの中でも、一番大切なのは、
(3)大豆を発酵させる」ことです。
 
同じ時間 発酵させても、季節や、大豆の種類によって、納豆の出来が変わってきます。
試行錯誤の日々だそうですよ!
 
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また、「(1)大豆を水に浸す」ときの水温も重要です。
水がきれいな日置市伊集院町の中でも、この納豆工場は、
地下220mからくみ上げた、ミネラル豊富な地下水を使用しています。
 
 
水道水に比べて年間を通じての温度がほぼ一定です。
季節に関係なく、同じ状態の水で納豆づくりができるんですよ!
 
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自然が豊かな工場近郊は、中川(なかがわ)いちごの産地でもあります。
夏は小川にホタルもいるんですよ。
鹿児島県にお越しの際は、ぜひ遊びにきてください!
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。