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無農薬米ぬかと野菜のぬか床と祐天寺マルシェ

台風が東京にも近づいています。
農家さんのお野菜たちが心配です。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 浅川つぐみです。
先日は、『無農薬米ぬかと野菜のぬか床ワークショップ』を、祐天寺の旧豆種菌でさせていただきました。
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沢山のご参加、ありがとうございます!
また、ワークショップが満員で参加出来なかった方、申し訳ありませんでした。
年内もう一度、ご案内できればと思っています。
当日は、千葉の『あいよ農場』さんの志野さんにお越しいただいて、野菜のお話を聞き、農家さんがどんな思いで野菜を作っているのか、どのようなことに拘って野菜と向き合っているのかなど、沢山お話をしていただき、
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本当に美味しいお野菜たちを、マルシェで販売していただきました。
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その後、まずは無農薬米ぬかで、ぬか床作り!
正真正銘、無農薬有機栽培ですから、ここで、事件が勃発!!
そう、本物の消毒していない米ぬかには、コメツキムシがいるんです!
当たった人、当たらなかった人、それぞれいましたが、虫が食べたくなるお米や野菜というのは、本当によい物なのです。
それを避けては、本当に身体に良い物って、追求できないのではないですよね?
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ぬか漬け用にマルシェに持って来ていただいた野菜と、手作りのお塩。
こんな素材を使って、ぬか床を作りました。
ぬか床を作り上げ、ここからは、皆さんにご自宅で育てていただきます。
発酵食品を失敗なく長く続けるには、自分のライフスタイルに、発酵を合わせて育てることだと、思います。
発酵食品に振り回されては、疲れてしまって長続きできません。
ぬか床は、出来れば一日一度は、空気を入れて、菌のバランスを良くするために、混ぜてあげたい物なので、ちょっと手がかかるように思うかもしれません。
ですが、冷蔵庫を上手に使ったり、ぬか床のゆるさを調整したり、ちょっとしたことで、自分のライフスタイルに合わせて、無理なく育てていくことも可能なのではないかと思っています。
そして、ぬか床を作るために出来た『あいよ農場』お米は、ふっくら炊いて、みんなでおむすびにしました。
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ただ握るだけではつまらないので、私のお友達に紹介していただいた、とても美味しいおむすびを教えて下さるサトケンさんの『氣愛のおむすび』と、
実家に帰省した時に教わった、北海道の元気が出るおむすび屋さん『ありんこ』の握り方を、皆さんに伝授しながら、みんなでワイワイと結びました!
米ぬかに含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える時に大事な、潤滑油のような働きをします。
ご飯と一緒に食べると、効率よくエネルギーになるので、代謝がスムーズになり、免疫力を上がり、エネルギーが全身に回りますので、元気になります。
疲れやすい・動悸がする・手足がしびれるなどの脚気の症状にも効果があると聞きましたので、是非、おむすびとぬか漬けを一緒に食べていただきたいと思いました。
その他にも、志野さんの作ってくれた『あいよ農場』のお野菜たっぷりのお味噌汁と無農薬有機栽培のお野菜のサラダをたっぷり試食して、和気藹々の楽しい講座になりました!
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ご参加いただいた皆様ありがとうございます。皆様のぬか漬けが、美味しく漬かりますように!