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日本発酵文化協会の素敵な先生たち

満開の桜も、昨日の嵐で、あっという間に桜吹雪になってしまいました。
学校も始まったようで、可愛い装いの入学式のお子さんも、ちらほら見かけました。
新年度のスタートですね。
発酵プロフェッショナル、発酵ライター 浅川 つぐみです。
この春、新しいことを始めようと、この発酵コラムをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、日本発酵文化協会の素敵な先生方を、一部ご紹介したいと思います。
日本発酵文化協会には、魅力あふれる素敵な先生が沢山いらっしゃいます。
その先生方にお会いする度、元気をいただいたり、勇気をいただいたり、愛情をいただいたり、暖かい影響を受けるのです。
先日、いこまゆきこ先生が主催してくださった『東北復興チャリティお食事会』イベントに参加してきました。
私にとって、いこま先生は、発酵の先生で、昨年『発酵カフェ』の企画をして下さり、お世話になった先生です。
日本発酵文化協会の主催した寺田本家さんの酒蔵ツアーに参加して、移動のバスの席が並びで、色々お話したのが今につながるきっかけになります。
いこま先生は、『東北復興チャリティお食事会』という復興支援のお食事会をここ数年続けていらっしゃいます。
私は、今回初めて参加させていただきました。
今回のお食事会では、ゲストスピーカーとして、同じく日本発酵文化協会の作間由美子先生が、実際に復興の活動を勢力的にされている、復興支援活動のお話と、これからの支援の形などについてのお話して下さり、とても刺激を受けました。
作間先生は、実際に被災地に足を運び、ボランティアで支援活動を続けていらっしゃいます。
風化されつつある震災・・・
どちらかと言うと、自分の身を守ろうと後ろ向きになりつつある日常を、考えさせられました。
作間先生の支援活動の一つに『忘れな草プロジェクト』というものがあります。
忘れな草育てると同時に園芸産業を育て、ホタテ貝を磨く事で同時に水産加工業を育てるというプロジェクトです。
継続して産業を育て、被災地の方が前に進む支援をする事が、これからの支援の形。
被災地の自立を応援しています。
本当に素敵で素晴らしいです。
被災地の農業高校の生徒さんが育ててくれた忘れな草。
祈り貝と名付けられたホタテ貝。
ホタテ貝は絵馬のようになっていて、お願いごとを書いて飾り、願いが叶ったら、被災地に足を運んで下さいという思いが込められています。
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お話の後は、いこま先生の美味しい、温かい気持ちのこもったお料理のお食事会です。
東北のお酒や美味しいお料理の数々・・・食べることに夢中で、きちんと写真に納まっておりません。すみません。
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私も岩手の”ゆきちから”という粉と、秋田の白神山地の天然酵母と青森のヨモギと国産材料に合う海塩で作った、桜の花のパンを差し入れさせていただきました。
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被災地の海の不純物が全く入っていないという、とても美味しい海苔 を巻いたおにぎりもいただきました。
今日のいこま先生のお食事会と作間先生の復興支援活動、本当に素敵な活動だと思います。
今出来ることを少しづつ継続する。
小さいそんな気持ちが一人一人、少しずつあれば、いつか大きな力になるかもしれません。
支援活動に関しては、日本発酵文化協会のみさきのゑ先生も、お仲間と被災地の支援に『ハッピーリップス』という全国から集めた口紅を、被災地に持っていく活動をされたと聞いています。
日本発酵文化協会の先生方は、日本の発酵文化を守るだけではなく、個々にも色々な活躍をされている方ばかり。
そんなスーパーウーマンな日本発酵文化協会の先生方に、この春の講座で、是非会いに来て下さい!